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「音楽産業の断片化は大きな機会」 B2B音楽テックSongtradrが見据える変革の未来

ビジネス 海外

「音楽産業の分断化は『巨大な』機会で、今後何倍にも成長する可能性を秘めている」ーー。B2B音楽テクノロジー企業の米Songtradrのポール・ラングワージー最高収益責任者(CRO)が、Digital Music News(DMN)に、傘下のMassiveMusicのエンドツーエンドソリューションで実現する変革の展望を語った。

Songtradrは今年6月、主要なB2B音楽事業をMassiveMusicブランドに統合。7digitalのグローバルな配信機能、Big Sync Musicの広告・ライセンスの専門知識、MusicubeのAI駆動型メタデータと検索機能、Resonance Sonic Brandingの戦略的サービス、MassiveMusicの高いクリエイティビティーを統合することで、ブランドおよびビジネスに特化した音楽分野をシームレスに最適化した。

ラングワージー氏は「音楽を市場に届けるプロセスは断片化され複雑で、クリエイター、ブランド、シームレスな音楽体験を提供しようとするプラットフォームのいずれにとっても大きな不満となっている」と指摘。MassiveMusicはこうした課題を「変革の機会」と捉え、「音楽の発見、ライセンス取得、収益化、配信において直面する障壁を取り除くこと」を使命としていると述べた。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「SongTradrをご存知だろうか?SongTradrはTuneCoreのようなディストリビューション機能に加え、CMや動画など映像に音楽を付ける時に発生するシンク・ライセンスも取り扱う。また楽曲を配信登録する際、頭を悩ませるメタデータの入力をAIが支援する(メタデータ入力を適当にやるとアルゴリズムに引っかからないので再生数が減る)。特にシンクロ権に関してはオランダの世界的な音楽エージェンシーMassiveMusicを買収しており、世界的な営業力を持つ。誰もが音楽を配信できる時代からその先を見据えた音楽サービスを作ろうと彼らはしている」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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