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Bandsintown、Youtubeと独占契約 コンサート情報の提供で

ビジネス 海外

ライブイベント発見プラットフォームの米Bandsintownは8月21日、YouTubeおよびYouTube Musicと、コンサート情報を独占的に供給するグローバルパートナーシップを締結したと発表した。

YouTubeでアーティストのビデオやShortを見たり、アーティスト公式チャンネルを探したりしながら、コンサート情報を発見できるようになる。近い将来にはYouTubeホーム画面上に、今年後半にはYouTube Musicのホーム画面やアーティストページにも掲載場所が拡大される予定だ。

YouTubeユーザーはさらに、近隣のコンサート情報や公演予定の通知も受け取れるようになる。

Bandsintown for Artists(無料)でアーティストが発表したツアーリストが自動的にYouTubeに表示され、Bandsintown Pro(有料)に登録している会場、フェスティバル主催者も、YouTubeでイベント情報をシームレスに配信できる。

BandsintownはGoogle、Spotify、Apple、Shazamなどにもコンサート情報を提供。70万組以上の登録アーティストと6万5,000の会場・プロモーターから収集したデータを基に、年間230万件超のイベントを掲載する、世界最大級のライブ音楽カタログを運営している。

(文:坂本 泉) 

 

榎本編集長

「ライブ発見アプリのBandsintownがYouTubeとも提携。Spotifyとは昨年に提携済みなので、Spotifyユーザーは見かけたことがあるかもしれない。じぶんのいる場所の近くでどんなライブがやっているのか、直近の予定まで含めて表示してくれるあれだ。ユーザー数は1億人と隠れた人気サービスで、ライブをやるアーティストなら登録しておかない手はない。ビジネスモデルは基本無料でユーザーデータを取り、音楽関連企業にデータを売る形。2007年からある老舗サービスだ」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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