カバー、権利侵害者と示談成立 損害賠償金の支払いなど合意

カバーは12月4日、同社および所属タレントに対する権利侵害行為について、当該行為を行った者より謝罪等があったことを発表した。

対象者は、カバーの許諾を得ることなく同社著作物を使用し、所属タレントの健全な活動を妨げる行為を行っていた。裁判所より発信者情報開示請求が認められ、個人の特定に至った。また、カバーは、対象者が過去に所属タレントについて、いくつかの誹謗中傷を行っている事実も把握している。

対象者に対し、自らが行った権利侵害行為を心より謝罪すること、権利侵害行為を行ったSNSアカウントを削除すること、損害賠償として金銭を支払うこと、今後同様の権利侵害行為ならびにカバーや所属タレントに対する誹謗中傷行為を行わないこと、今後、類似行為を行った場合には違約金を支払うこと等を求め、対象者との間で、それらを内容とする示談が成立した。

現在も多数の法的手続きが進行中で、次回は2026年1月頃に権利侵害行為に関する対応状況を公表する予定。