サイバーエージェント「2025年Z世代のSNS利用率」発表、最も利用されているSNSはYouTubeで86.1%
サイバーエージェントの次世代生活研究所は、「2025年Z世代のSNS利用率」調査結果を発表した。調査期間は2025年10月17日〜19日で、回答者は全国男女17歳〜60歳の2,884サンプル。このうちZ世代(17~28歳)は1,236サンプル、上世代(29~60歳)は1,648サンプルだった。
Z世代が最も利用しているSNSはYouTubeで利用率86.1%。2位はLINEで85.8%、3位はInstagramで71.6%、4位はXで66.8%、5位はTikTokで52.8%となった。
1位のYouTube(Z世代86.1%・上世代86.3%・差0.2pt)、2位のLINE(Z世代85.8%・上世代85.6%・差0.2pt)は、世代間の差がなく、全世代に利用されている国民的SNSと言える。一方、3位のInstagram(Z世代71.6%・上世代54.6%・差17.0pt)、4位のX(Z世代66.8%・上世代53.4%・差13.4pt)、5位のTikTok(Z世代52.8%・上世代30.9%・差21.9pt)は、上世代に比べZ世代の利用率が高くなっている。特に5位のTikTokは大きな差がついた。また、6位の「BeReal.(Z世代22.8%・上世代0.8%・差22.0pt)はZ世代・上世代の利用率の差が最も大きい結果となった。
Z世代・上世代の利用率の差が大きかったSNSは、BeReal.(差22.0pt)、TikTok(差21.9pt)、Instagram(差17.0pt)、Pinterest(差13.5pt)、X(差13.4pt)で、上記5つのSNSがZ世代とその上の世代とのジェネレーションギャップを生む一因となっていることが考えられる。Z世代の利用率を上世代の利用率が大きく上回るのはFacebook(Z世代9.0%・上世代19.6%・差10.6pt)だった。
認知率では、上位5位のSNS(LINE・YouTube・Instagram・X・TikTok)に関しては、Z世代・上世代ともに認知率が9割を超えている。Z世代・上世代の認知率の差が最も大きかったのはBeReal.(Z世代79.4%・上世代30.6%・差48.8pt)で、利用率と同じく、Z世代・上世代の認知率の差が最も大きいSNSであることが分かった。
過去3年間のZ世代の利用率推移では、主要SNSの中でも、動画をメインに扱うYouTubeとTikTokは概ね増減がなかった。一方、利用率・認知率ともに、Z世代・上世代の差が最も大きいSNSであるBeReal.(2023年13.2%・2024年21.4%・2025年22.8%)は、唯一、Z世代の利用が伸びているSNSであることが分かった。
上世代では、上位のSNS(YouTube、Instagram、X)の利用率はほぼ高止まり状態、比較的新しいSNSであるTikTok(2023年20.4%・2024年28.2%・2025年30.9%)」とThreads(2023年5.9%・2024年9.5%・2025年15.2%)は増加傾向にある。
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