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Spotify、他DSPからのプレイリスト転送機能を提供開始 Appleなどに続き

ビジネス 海外

Spotifyは11月20日、プレイリスト転送ツール「TuneMyMusic」との連携を発表。モバイル版で、他のデジタル・サービス・プロバイダー(DSP)からのプレイリストをインポートできるようになった。

かねて音楽サブスクリプション契約者がプラットフォームをわたり歩いている可能性が示唆されており、Apple MusicやYouTube Music、SoundCloudといった競合が相次いでライブラリ転送ツールを導入。これに対抗する考えだ。

新機能は現在、全Spotifyユーザーに順次提供されている。Spotifyモバイルアプリの「ライブラリ」セクションのページ下部にある「音楽をインポート」オプションをタップし、画面の指示に従ってサービスに接続。ユーザーは転送元のプラットフォームを選択できる。転送されたプレイリストはカスタマイズ可能だ。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「SpotifyのスマホアプリでApple Music、YouTube、Amazon Music、SoundCloudなどからプレイリストをインポートできるようになった。この機能はプレイリスト転送サービスTuneMyMusicとの連携により実現。同様のサービスにはSoundiizなどがある。アメリカなど音楽サブスクの普及が一段落した国ではサブスクの乗り換えキャンペーンが白熱しており、このために、記事の通りSpotifyのライバルたちがSpotifyのプレイリストをインポートできる機能を次々とアプリに導入してきたところだった。噂を読んだときには買収するのかなと思っていたが結局、連携を選んだようだ」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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