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ブシロード、24年7月~25年3月期は利益大幅増 通期予想を上方修正

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ブシロードは、2025年6月期第3四半期の連結業績(2024年7月1日~2025年3月31日)を発表した。

売上高は393億7,175万円(前年同四半期比19.8%増)、営業利益は28億7,904万円(前年同四半期は営業利益7,089万円)、経常利益は28億9,936万円(同343.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億9,414万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失2,548万円)となった。

エンターテイメント事業は、売上高が347億4,738万円(前年同四半期比24.1%増)、セグメント利益は2,81,063万円(前年同四半期はセグメント損失3億666万円)となった。

TCG(トレーディングカードゲーム)ユニットは、2025年2月に新TCG「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の日本語版と簡体字版を同時発売し、順調な初動となった。また、既存TCGの「ヴァイスシュヴァルツ」「カードファイト!! ヴァンガード」も順調に推移。「ヴァイスシュヴァルツ」英語版では「GODDESS OF VICTORY:NIKKE(勝利の女神:NIKKE)」が売上を牽引した。

コンテンツユニットは、モバイルゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」が8周年を迎え、日本語版・簡体字版ともに好調に推移。コンソールゲームは「カードファイト!! ヴァンガード ディアデイズ2」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 水と光のフルランド」の2作品を発売した。

ライブエンタメユニットは、大規模ライブの端境期となったため、減収となったものの、バンドリ!プロジェクトを中心に引き続き順調に推移した。
MD(マーチャンダイジング)ユニットは、一般MD商品の中国への輸出が落ち着いたものの、物販催事等、各事業で計画を上回り順調に推移。また、ミニクレーン機向け新ブランド「たいにぃぎふと」が好調な初動となった。

アドユニットは、引き続きアニメ委員会への出資・参画や自社イベント運営・制作などを通じて、グループ事業全体の規模拡大に貢献している。

スポーツ事業は、売上高が46億2,437万円(前年同四半期比5.0%減)、セグメント利益は6,840万円(同81.9%減)となった。

2025年6月期の連結業績予想については、エンターテイメント事業が順調に推移していることなどを受けて、2月14日に公表したものを上方修正。売上高は535億円(前年同期比15.6%増)、営業利益は4,1億5,000万円(同370.2%増)、経常利益は41億5,000万円(同118.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は24億9,000万円(同209.4%増)を予想している。

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