乃木坂46のプロデュース等を行うKeyHolder、25年1月~6月期は40%減益
乃木坂46のプロデュース等を行うKeyHolderは、2025年12月期第2四半期(中間期)の連結業績(2025年1月1日~6月30日)を発表した。
売上収益は168億3,300万円(前年同期比19.0%増)、営業利益は6億2,800万円(同23.8%増)、税引前中間利益は3億7,100万円(同22.2%減)、親会社の所有者に帰属する中間利益は2億8,700万円(同40.4%減)となった。
総合エンターテインメント事業は、売上収益が69億2,300万円(同1.7%減)、セグメント利益が8億円(同5.8%増)となった。
映像制作事業は、売上収益が31億300万円(同1.3%増)、セグメント利益が2,800万円(同62.1%減)となった。なお、セグメント利益については、対計画比ではプラスで推移しており、粗利率でも対前年同期比1.0%減と、前期同等水準を維持、推移しているが、第1四半期に開始したCM制作事業に加え、第2四半期に開始した配給事業ならびにスタジオ事業の運営に係る先行費用等を新たに計上したことに加え、一部制作案件が減少したことが、利益の押し下げ要因となっている。
広告代理店事業は、売上収益が29億8,700万円(同25.0%減)、セグメント損失が7,400万円(前年同期はセグメント利益6,600万円)となった。なお、対前年同期比較によるセグメント利益の減少は、デジタル広告部門におけるクライアントの広告出稿に関わるコストの見直しの影響を受けたほか、既存の広告代理店事業において、広告案件の契約金額の下振れによる売上減少に加え、粗利率が5.0%程度悪化していることなどによる。
物流事業は、売上収益が26億7,200万円、セグメント利益が3億2,100万円となった。なお、当該事業につきましては、2024年12月期第4四半期より事業を開始しているため、当中間連結会計期間における前年同期比の記載はない。
その他事業は、売上収益が11億4,500万円(前年同期は売上収益5,600万円)、セグメント利益が3,400万円(同42.8%増)となった。なお、実績における増加要因については、、株式会社トポスエンタープライズの一部事業を2024年12月期第4四半期より取り込んでいることが、主な要因となる。
通期の業績予想については、2月13日に公表したものを据え置いた。
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