エムアップHD、25年4月~6月期は60%増益

エムアップホールディングスは、2026年3月期第1四半期の連結業績(2025年4月1日~6月30日)を発表した。
売上高は74億1,300万円(前年同期比27.0%増)、営業利益は13億8,700万円(同59.3%増)、経常利益は14億800万円(同59.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億5,900万円(同80.2%増)となった。
コンテンツ事業の売上高は63億1,600万円(同29.4%増)、セグメント利益は11億8,800万円(同50.0%増)となった。このうち、ファンクラブ・ファンサイト事業等の売上高は56億6,500万円(前年同期比32.6%増)。大型アーティストの貢献や新規アーティストの獲得に加え、チケット先行受付や会員限定イベントなどリアル施策との連動を強化した結果、ファンクラブ/ファンサイトの有料会員数は前年同期比で大きく増加し、事業基盤を着実に拡大した。EC事業の売上高は6億5,100万円(同7.1%増)。コンサート会場でのキャッシュレス決済や事前購入・会場受取サービスなど、利便性とファン体験を両立した販売方法の充実により、物販売上は引き続き好調に推移した。
電子チケット事業の売上高は10億8,500万円(前年同期比14.0%増)、セグメント利益は3億6,300万円(同30.4%増)となった。
主にキャラクターグッズやアパレルなどが含まれるその他事業では、売上高は1,100万円(前年同期比147.6%増)、セグメント損失は1,300万円(前年同期は1,200万円のセグメント損失)となった。
通期の業績予想については、5月15日に公表したものを据え置いた。
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