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NexTone、取扱原盤に係る放送二次使用料の再分配業務開始

ビジネス 音楽業界

NexToneは、デジタルコンテンツディストリビューション(DD)業務において、一般社団法人日本レコード協会と二次使用料分配等に関する覚書を締結し、取扱原盤に係る放送二次使用料等の取り扱いを開始する。

権利者からレコード製作者に係る二次使用料請求権行使の委託を受け、対象原盤における当該使用料を同協会から受領し、権利者に再分配。本施策により、同協会や分配に関する関係団体に加盟・所属していないレーベルや、個人アーティスト・クリエイターも、DD業務を通じて当該使用料を受け取ることが可能となる。

放送二次使用料とは、著作権法 97 条に規定される「商業用レコードの二次使用料」に基づき、放送事業者からレコード製作者に対して支払われる使用料。国内では同協会が唯一の指定団体として徴収および分配を行っている。

現在、NexToneの DD 業務では、800社を超えるコンテンツホルダー各位と契約アカウントを締結し、約140万曲におよぶ原盤のディストリビューションを行っている。なお本施策が、同社グループの2026年3月期の損益状況に及ぼす影響は軽微なものと見込んでいる。

権利者からの受託開始時期:2025年6月以降に順次受付開始予定
使用料徴収対象期間:2025年度分