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ソノス、イケアとの提携解消 「シンフォニスク」シリーズ廃止

ビジネス 海外

米国のオーディオメーカー「ソノス(Sonos)」は、イケアとの8年にわたる提携を終了した。両社が共同開発する「シンフォニスク(SYMFONISK)」シリーズは在庫限りとなり、販売は段階的に廃止される。ソノス広報担当者の話を元に、IT系メディア「The Verge」が5月7日伝えた。 

既存製品については、引き続きソフトウエア・アップデートが提供される。 

シンフォニスクは、ホームサウンドシステムをより身近なものにすることを目指して設計されたWiFiスピーカーシリーズで、ランプ型、ブックシェルフ型、額縁型がある。多くの場合、ソノス独自のスピーカー・ハードウエアよりも低価格だ。 

ソノスは今年初め、長年取り組んできたビデオプレーヤーの開発を中止。基本に立ち返り、オーディオ機器に集中する姿勢の表れだとThe Vergeは報じている。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「Sonosはインテリアに馴染むスタイリッシュなスマートスピーカーをIKEAと共同開発で安価に提供していたが、残念ながら販売終了となり、両社の8年に渡る提携も終了となる。Sonosは最近、リストラを発表したばかりだった。音楽ハード市場はイヤホン(ヘッドホン)が前年比6%と好調な一方、ホームオーディオは2.3%減となり、サムスン・グループがデノンやマランツ、B&W他を買収するなど業界再編が進んでいる増と 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。