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【Talk & Songs #10】TikTokコメント返し企画あり!BMSGフェス/SEKAINO OWARI/中島健人/米津玄師/長谷川白紙など BMSGの求人やトロン、チェンソーマンの話題まで盛りだくさんでお届け!

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Kenta: 音楽ファン必聴、注目の新人アーティストをお勧めする音楽番組「ニュージックマン」。パーソナリティーのKentaです。

今回もニュージックマンの母体である月間150万PVを誇る音楽業界向けサイト「ミュージックマン」の編集長であり、音楽業界の未来の預言者、榎本幹朗さんにご参加いただきます。

榎本: よろしくお願いします。

Kenta: 今日はBMSGフェスのお話などをお届けします。今回は記念すべきTalk&Songs10回目の特別編として、TikTokにいただいているコメントをピックアップしながら、アーティストのファンの皆様と一緒に楽しもうという企画です。それではミュージックマンと楽天ミュージックのコラボ企画「ミュージックマン プレイリスト Talk&Songs」10回目、スタートです。

ミュージックマンのアーティストニュースすべてにSpotifyApple Musicで曲をつけており、ミュージックマンプレイリストに格納していますので、ぜひフォローしてください。月間およそ500組程度の中から気になるアーティストを僕がTikTokで紹介していて、榎本さんには日々更新されるニュースの中から注目のアーティストをピックアップしていただいています。

初めにBMSGさんのコメントを拾っていきます。BMSGフェス2025が9月27日28日の2日間、東京のお台場特設会場で行われました。66曲を披露して、2日間で8万人を動員しました。

榎本: 8万人もすごいけど66曲もすごい。

Kenta: このフェスはオーディションを最初から見ている人にとって、胸熱な展開がかなり多かったと思います。セットリストは曲のセットリストだけでなく、アーティストの出演順も含めてセットリストの一部だと思っています。これがバトンのように繋がっていて、例えばソロという活動の選択をしたReikoさんがいて、MazzelのRANくんはグループで活動しています。オーディションで戦った、あるいは一緒に頑張った仲間がまたそこで共演が見られる。ソロに行ったアーティストとグループで切磋琢磨していたメンバーの共演です。

言いづらいことですが、多分みんな思っていると思います。ソロアーティストとグループでは、グループの方が売れやすいのかなと思ったりします。

榎本: MazzelやBE:FIRSTはドカーンといっていますね。

Kenta: どうしてもAile The Shota さんやReikoさんなど、ソロで頑張っている人は、やはり人気の優劣というのが出てくるのかなと思います。ファンの方がちょっと歯痒かったりするのもあるのかなと思いますが、そういうの抜きにしてフェスのバトンの繋ぎ方がよくできた構成になっているのではないかと、この記事を読んでも思いました。文章を書いている小松香里さんという方が、めちゃくちゃ上手で、多分小松さんはBMSGがめちゃくちゃ好きなのではないかと思うぐらい、臨場感が伝わってきます。ライブレポートを書くのは、やっぱりそのアーティストのファンかイベントのファンかというのが結構大事です。

榎本: その熱さが伝わってきますね。

Kenta: オーディションを最初から全話網羅しているとか、そういう世界観を知っていて、その流れでこういうバトンの渡し方があったよとか、この順番になっているよということが文章から読み取れてきます。これは読みごたえがあると思います。ぜひ読んでみてください。

うちの推しのReikoさんは、DREAMS COME TRUEさんのカバーで「決戦は金曜日」、そして「君のせい」などを披露されました。歌でもダンスでも、ソロアーティストの圧倒的な力量を見せつけたということです。これはもう喜ばしいことです。

さっきの話とちょっと繋がりますが、MazzelのRANくんとReikoさんの2作目の作品「So Good」で共演があったようです。結構ご機嫌なナンバーで、これをコラボしたという、ちょっと微笑ましい、キュンとするパフォーマンスがありました。

とりあえずこの辺にして、コメント返信をさせていただきます。僕は結構コメントをこまめに返す方なのですが、今回返ってきていない人あれってなってるかもしれません。全員拾えるかはわからないんですけども。

まずはBMSG設立5周年記念のJ-WAVEの特番があって、そのスタジオライブにReikoさんが出演するというニュースをお伝えしました。3500再生ぐらいで270いいね、ありがとうございます。再生回数に対していいねが10%、RAZEは熱い。アイコンを見たらだいたいわかりますね(笑)。

Kenta: 僕はReikoさんのYouTubeをたまに見ていて、ちょうどこのニュースをやる前に、そば打ちを習いに行くというのをやっていて、そばを作っていました。いろいろそういう職業体験みたいなことをやっています。そば打ちを教える人がタンタンと説明しながら、次々流れを説明して素直に従っていく姿がちょっと面白かったです。

榎本: 151Aさん、「そうそう、そば作ってました」って返してくれていますね。「Reiko愛がすごく伝わってきます」「ありがとうございます」。

Kenta: 結構「ありがとうございます」と言っていただくことが多いです。この中でみかんさん、お名前出して大丈夫でしょうか。

榎本: 大丈夫です。

Kenta: みかんさんもReikoさんのところに直で書いているのを拝見します。相当なファンの方で、いつもReikoを応援してくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

皆さんに言いたいのは、本当にこれからもよろしくお願いしますということです。まとめて言わせてください。いつもありがとうございます。

「謙虚で努力家な内面を伝えてくださり感動してます」。彼は謙虚で努力家というところで評価も高いアーティストです。

マコレコさんが「BMSGそうそうたるメンバーの中でReikoへの注目と情報共有」「RAZEへの称賛、大バズり予言まで、まさにラブディーパー」ということで書いていただいています。そうそうたるメンバーなんですが、Reikoさんの歌の実力はピカイチだと思っているので、本当にいつバズってもおかしくないなと思っています。

Kenta: めちゃくちゃ推してくれていますね。「いつかインタビューしてください」ってありますよ。

榎本:やらせてもらえるかな。

Kenta: しめにゃんさん、「そば作ってた」。しめにゃんさん、ありがとうございます。「Reiko最高」「みんな愛が素晴らしいです」。本当にもうありがとうございます。コメントでもまた時間の合間を見ながらちょくちょく返させていただきたいと思っています。もう少々お待ちください。ありがとうございます。

次にSEKAI NO OWARIの「最高到達点」という楽曲を紹介しましたが、これは楽曲紹介というよりも彼らのマネジメント業務をしている会社、TOKYO FANTASYが、うちのミュージックマンの媒体の求人の部門であるOsicmanで求人募集を出していて、その宣伝をさせていただこうと思って、曲を選びました。彼らの曲に関しては、改めて話すことはないかなと自分の中で思っていまして、今更という感じです。

本当に同級生でよくここまでの才能が集まったなというのはもういつも思うことです。

榎本: 本当にこんなことはなかなかない。BUMP OF CHICKENも同級生だったけど、たまにそういう奇跡的な、本当に才能のある人たちが一度に集まったレアなケースです。

Kenta: 一つちょっと言いたいこととしては、J-POPの新たなカテゴリーを作ったんじゃないかなって思っています。

榎本: そう思います。

Kenta: 彼らの曲を聴いていると、すごくマーチングとかを連想させるというか、吹奏楽、ちょっとお子さんが聴くような感じのファンタジアというんですか、ファンタジックポップスと名付けたいなって思うぐらい、それぐらいちょっと他にない音楽を生み出した人たちだなと思っています。もちろん彼らの曲が全てそうではなくて、「ANTI-HERO」とか「Habit」とか、彼らなりの洋楽の解釈を取り入れたナンバーも僕は素直に好きで、こんな曲も書けるんだという、まさに多彩です。

そしてギタリストのNakajin、最近ではILLITさんに「アーモンドチョコレート」という楽曲を提供しましたが、あれも素晴らしくて、ILLITの曲なんだけどNakajinの曲であり、SEKAI NO OWARIのFukaseくんがボーカルしててもおかしくないようなトラックになっていて、これも才能あるなと思わされた部分です。プロデュース面で本当にメンバー一人一人のポテンシャルが高いバンドだなと思います。

そんな彼らを支えてくださる人を募集しています。うちのQsicmanをぜひ使っていただきたいです。

榎本: Qsicmanは本当に何万人か、音楽業界人が誕生している場所です。音楽の仕事をしてみたいという方や、どうせやるんだったら好きなことを仕事にしたいという方はぜひ挑戦してみてもらえたらなと思います。

Kenta: 音楽求人情報といえば、90%は網羅していると言っていいですよね。

榎本: いいですね。これに関して誇張していません。本当です。

Kenta: 安心してください。これはTikTokコメントをちょっと書いてくださった方がいて、カピコンさんとか「せめて半年前に知りたかった」とか、「どんな感じなんですか。お金とかかかりますか?」(編集時点で消去となっている)って書いてくださった方がいて、ちょっと面白いなと思ったのですが、どういう意味でおっしゃってたのかなというのがちょっとわからなくて。

榎本: オーディション受講料みたいな、そんな感じを想像したのかな。普通にちゃんとした会社が人材を募集して、そこにぜひ履歴書とか送ってくださいということなので。

Kenta:そこに行くための交通費とかは必要です。

榎本: 4月に知りたかったとか、もう一回仕事が決まっちゃったけどチャレンジしてみたかったとか、そういうことなんだろうと思いますが。

Kenta:本当ですよね。こういう方が結構いらっしゃって、こういう情報も今後まめに皆さんにお知らせしていければなと思っております。

メッセージが直で来ていたので紹介だけさせてください。「SEKAI NO OWARIの求人の動画を見てDMが来ました。まだ高校生なのですが、このような音楽業界のマネジメントなどってどこにどの学部を出ていったら強いとか、あるいはこの資格があると就職しやすいなどありますか?」という若者の悩みですが、ちょっと短めにお答えいただければ。

榎本: どの学部というのはないですね。特に感じたことはないかな。ただ法学部とか法律をある程度知っているとか、あと経理関係がわかる簿記とかの資格とか、そういうのは重宝される。

「音楽業界はこのコースだと出世します」みたいなのは特に無いかな。強いて言うならMusicmanには音楽業界の偉い方々のリレーインタビューがあったりするじゃないですか。あれを読んどくっていうのも一つ本当大事なこと。ある程度まあ一通りパッと読んで、単語を把握しといた方が有利にはなります。あとは学生時代何やってたかっていうことの方が大事。

そういうことって全部、さっき言ったリレーインタビューとかそういうところに書いてあるので、それを読んでこういう考え方が必要なんだなみたいなのを自然に知っておいた方がいいかなと思います。

気持ちの強さでは負けないんですというのは、最初の前提条件なんですよ。だからファンであることに私は負けませんということではないっていうのは知っておいたほうがいい。

それはもう大前提で、それでどういうふうに貢献できるのか、なぜなら私はこういう人間だから、あるいはこういうことをずっとやってきたから、こういうふうに貢献できるんですっていうような考え方をまとめていけるように、リレーインタビューなんかをよく読んで、ちょっと事前に考えておいたほうがいいかなというのがありますね。

Kenta:ありがとうございます。 最後はSEXYといえば中島健人さんなんですけども、「IDOLIC」が発売されまして、配信されまして、これがかっこいいんです。曲単純にそのオケがかっこいいと思って紹介しました。いわゆるそのジャズの4ビートって呼ばれるアレンジが施されている楽曲なんですけども、この手の楽曲って、ここ最近で割と耳にする機会って多いんですけど、昔はそんなになかったと思います。

榎本: そうですね。あとあれだね、あのリズムがニュージャックスウィングが増えてきましたね。

Kenta: BMSGさんなんかも取り入れてありますけども、この辺のその洋楽とかジャズは、ちょっと洋楽、アメリカの中でもちょっと古い音楽という立ち位置にはなって、位置づけにはなってますけども、こういうところに入れてくれるんだな、というね。こういうジャズっぽい曲っていうのは、それこそ東京事変が先駆者なのかなと思ったり、椎名林檎さんがやりだしてから、みんなこうちょくちょく4ビートをそういう風に部分的に入れてくるようになったのかなというふうに思ったりもします。

あれもそうじゃないですか、宮本浩次さんと椎名林檎さんのコラボの「獣ゆく細道」だったか。ごめんなさい、テロップで補完しますけども、あれもジャズですから、言ってみたら。背後にあるものっていうのは、こういうちょっとスピード感を出したいのは結構有効に使えるんだなというふうに思いましたね、このトラックを聞いて。改めて思ったので。

榎本: そうなんだ。こういう最近の音楽にはいろんな要素が入っているんだっていうことですね。

Kenta: 少しでもちょっと「あ、そうなんだ」って感じで聴いてもらえれば楽しみ方も変わるかなと思いますので、ぜひぜひこの「IDOLIC」聴いてみてください。以上でございます。あとは榎本編集長、よろしくお願いします。

榎本: 僕が取り上げるのは、まず「チェンソーマン」のレゼ編劇場版です。

最初スロースタートだったんですけど、ぐーっと評判が上がってきて、僕は大のチェンソーマンファンなので、見に行こうかなと。原作で読んじゃってるんで、ここはすごく良い、お話がよくできてる部分なんですよ。行ったら絶対感動すること間違いないというかね。

音楽を米津玄師さんがテーマソング担当していますよね。「アイリスアウト」っていうのがあって、チェンソーマンの映像、映画の映像に合わせて公開したのかな。これ結構すごい再生数が回りだしてますね。世界的にも上映が始まってやっぱり評判がいい。どんどん世界的にも伸び始めているので、本当は米津さんは確か今年の前半にはワールドツアーもやってるし、届きやすくなってるかなということで第1弾で選びました。

まだ行ってないんですけど、このレゼ編はめちゃめちゃ面白いに決まっているんで。特に作者藤本タツキ先生。原作者が本当に映画好きなんで、僕も作家なので、漫画読んでる時に話の作り方がめちゃめちゃ上手いんですよ。映画を知り尽くしてるから、こういう漫画を描けるって感じで、その中でも一番話のできのいいパートを切り出してやってるので、めちゃめちゃ期待できるのは間違いない。

あと声優がヒロインのレゼの役が上田麗奈さん、めちゃめちゃハマってるのも評判になってて、声を聞いてるだけでメロメロになっていくというか、主人公がメロメロになっていくんですけど、見てる方もメロメロになっていくみたいですね。非常に素晴らしい演技をなさっている。これも楽しみだなという感じです。

多分今は「鬼滅の刃」がすごいので、ちょっと影に隠れちゃってるんですけど、それを抜いてグワッと、もうそろそろ興行収入100億円いくんじゃないかってくらい、また盛り上がってきてるので、チェンソーマンってまだ見たことない人はぜひ試してみてもらえたらなと思います。

次ですね。これも映画ネタなんですけど、「トロン」というディズニーのゲームの世界に入り込む、昔1980年前半に初めてディズニーがCG映画を作ったことがあったんですよ。当時はCGまだまだ発展途上だったので、CGと実写の融合みたいなのをやった、本当にそういうのの先駆者的な映画なんですけど、これのリメイクが今回で2回目なのかな。

前回、トロンレガシーをダフトパンクが担当したんですよ。ちょっと僕が喋るのもおこがましいというか、エレクトロだったらもうぶっちぎりにすごい人たちがいて、その中でも「Digital Love」っていうのが僕一番好きな曲なので、ついでに置いといたので、それも合わせて聴いてもらえたらなと思うんですけど、今回の新しいトロンのやつは「トロン:アレス」っていう映画で、これもエレクトロの重鎮、Nine Inch Nailsが担当してて、めちゃめちゃかっこいいんですよ。重鎮が作ってくる、これもめちゃめちゃかっこいいので、これも聞いてみてくれたらなと思っております。

でトロンはみんなのよくわかるエピソードで言うと、そのトロンにCGに初めてかかわってたのが、ディズニーのスタッフのジョン・ラセター、ピクサーを作った人ですよ。トイ・ストーリーとかアニメの、CGアニメの映画っていうのを作り上げた人です。そこにいたんですよ、ジョン・ラセターが。でトロンが、初代のトロンが大ゴケしまして、首になっちゃったんですね。

でプラプラしてるところをエド・キャットマルっていう人が拾って、会社をスティーブ・ジョブズが買って、ラセターにCGアニメ作らせたら大ヒットしたと。ディズニーに協力してもらうということでトイ・ストーリーをやったら大成功して、ディズニーの映画よりも売れちゃったので、買いたいと。ディズニーがピクサーを買うのはいいんだけど、ジョン・ラセターとエド・キャットマルをディズニーの中心に置いてくれ。買われるんだけど、実際は中身はピクサーがディズニーを買ってるぐらいの勢いになって、その後ディズニーが大復活していくっていう流れができて、スティーブ・ジョブズも大成功の後にアップルに戻って、アップルで第2のiMacから始まってiPod、iPhoneとそういう流れを作っていく。その復活のきっかけを作った最初の才能が瞬く映画がトロンなんですよ。それのリメイクがこうやって作られてるっていう流れがあって、エレクトロも90年代からこうやってずっと続いてるので、こういうダフトパンクやNine Inch Nailsみたいな大御所が出てくる。それが担当している。

もう一個がですね、これニュースをチラチラと見てたら、長谷川白紙。

ちょっとKentaくんに喋ったことあると思うんですけど、非常に実験的な音楽やっててかっこいいんですね。

でもともと最初からもう海外で活動を始めてるって人で、エレクトロがベースなんですけど、どんなジャンルも混ぜ込んでるっていう感じの人で。まあアーティストって言葉あるけど、アーティストって芸術家って意味じゃないですか、本来は。芸術やってる人って少ないと思うんだよね。芸術って言うと、芸大とかで習うようなクラシックでも、アートって本来もともとそういうもんじゃないから。今の時代に合わせて音楽でアートをやってるっていう人、しかもその人がビルボードでライブやるっていうのをニュースでやってるわけですよ。長谷川白紙さん、ここまでいったかっていうね。ビルボードでライブやれるくらいになってすごいなと思って、もともと注目してたので、Kentaくんには喋ってたけど、THE FIRST TAKEにも出てるので、それ載せてきたので置いてあります。ちょっと聞いてみてください。

あと長谷川白紙さんの日本での活動拠点になってる、ミュージックマインっていう、インディーズ系のレーベル、エレクトロが専門のレーベルがあって、そのミュージックマインって結構すごい人がエレクトロ系では、例えばKen Ishiiさん、テクノの90年代のもう一回テクノを作るときに、日本を代表する世界的なアーティストになった方ですけど、Ken Ishiiの「Extra」。これ世界的に売れたときの音楽ビデオがあって、これの音楽ビデオもアニメなんですね。「AKIRA」、伝説的なアニメ映画があるんですけど知ってますか?

Kenta: 大友克洋さんの?

榎本: そうそうそう。

Kenta: 見てはいないんですけども。

その時のアートディレクターだった方が音楽ビデオを担当してるので、もうAKIRA的なめちゃめちゃクオリティの高い映像になってるので、これは映像としても超かっこいい。

あとさっき喋り忘れてたんだけど、ダフトパンクの「Digital Love」とかね、ここら辺は、銀河鉄道999の松本零士さんですね、亡くなっちゃいましたけど、映像監督やってますね。

つまり90年代ぐらいにエレクトロの世界だと世界的にアニメブームっていうのが始まってたんですよ。90年末ぐらい。今でもそれがNetflixやAbemaTVとして一般的になっていったって感じだけども、そういう最先端のところでは常にアニメっていうのが新しいポップカルチャーとして認められた瞬間だったのかな、この2000年前後っていうのが。合わせてこういう感じで、アニメの話題を今日チェンソーマンから始めたので、ちょっと置いておきます。

あと最後に、今のミュージックマイン関連でRei Harakami。

アンビエントのアーティストさんですね。非常に本当にこれ仕事中とか勉強中とかに、このRei Harakamiさんの音楽は本当におすすめですね。

ちょっと特徴あるとしたら、昔のDTMで定番だったRolandのSC-88Proっていうちっこいシンセサイザー、これ今いわゆるソフトシンセサイザーの基本の音源ってあるじゃないですか。128ぐらいあると思うんだけど、それのベースになっている本当に古典的なシンセサイザーなんだけど、この人は本当にそれだけで音楽を作ってしまってるんですよ。もうDTMもすごい進化したので、想像つかないと思うんですけど、本当にピュイーンとかチョイーンとかね、本当にあの言っちゃなんだけどしょぼい音しか昔は鳴らなかったんですけど、それだけでこんな音楽を作れるというか、すごい世界を作ってしまう。

まさに芸術って感じだったんですけど、その方は惜しくも亡くなれてしまったんですが、本当に仕事中とか勉強中にぴったりの音楽で、ぜひちょっと聞いてみてもらえたらなと思って、これを最後に置いてます。

サムネイル REIKOの写真:田中聖太郎写真事務所

 

第10回目となるMusicmanと楽天ユージックによるコラボレーション番組「Talk & Songs」 。

本サイトMusicmanすべてのアーティストニュースが音楽付きになって7ヶ月が経ったが今月も、月間500超の音楽記事から編集チームが話題の楽曲を厳選してトーク+プレイリストを作成し、Vodcast化に加え記事化した。

今回もTikTokで紹介したアーティストの中でも特に反響のあったアーティストをVJ Kentaがピックアップ。

榎本編集長は90年代からエレクトロ音楽界でアニメがポップカルチャーとして認められた流れと、その現代への継承をテーマに詳しく解説する。

TikTokでは毎日一曲を厳選してお届け中だ。さらにMusicman 音楽ニュース共通プレイリスト」をSpotifyApple Musicで毎日更新中。YouTubeではBillboardやプランテック(ラジオチャート)も10位まで再生リストでまとめている。

これまでチェックが大変だった最新リリースや各チャートのトレンドをまとめた超便利プレイリストになっているので是非フォローして役立ててほしい。

STARGLOW – Moonchaser

SKY-HI – At The Last

中島健人 – IDOLIC

REIKO – So Good

SEKAI NO OWARI – 最高到達点

■榎本編集長の選曲

米津玄師 – IRIS OUT

ナイン・インチ・ネイルズ – As Alive As You Need Me To Be

Daft Punk – Derezzed

Daft Punk – Digital Love

長谷川白紙 – 外

Ken Ishii – Extra

rei harakami – さようなら

 

プロフィール

榎本幹朗(えのもと・みきろう)

1974年東京生。Musicman編集長・作家・音楽産業を専門とするコンサルタント。上智大学に在学中から仕事を始め、草創期のライヴ・ストリーミング番組のディレクターとなる。ぴあに転職後、音楽配信の専門家として独立。2017年まで京都精華大学講師。寄稿先はWIRED、文藝春秋、週刊ダイヤモンド、プレジデントなど。朝日新聞、ブルームバーグに取材協力。NHK、テレビ朝日、日本テレビにゲスト出演。著書に「音楽が未来を連れてくる」「THE NEXT BIG THING スティーブ・ジョブズと日本の環太平洋創作戦記」(DU BOOKS)。『新潮』にて「AIが音楽を変える日」を連載。

MC
久保健太(Kenta)
 
兵庫県神戸市出身のギタリスト、YouTuber、音楽業界サイトMusicman.co.jpのキュレーション番組「Nusicman」のメインVJ。
Charに憧れ、高校2年生の頃からギターを熱心に学び始める。他にJohn Mayer、Jeff Beck、Jimi Hendrixから影響を受けた。高校卒業後、レコーディングやラジオ出演、ミュージカルなど様々なイベントに参加。サポートギタリストとしてもインディーズからメジャー・シーンまで幅広く活動。2014年には小田和正FECBのギタリストである稲葉政裕の後押しを受け、東京へと活動の場を移し、著名ミュージシャンとの共演やセッション活動を行う。「Pop Guitarist – Kenta」としてYouTubeチャンネルを開設し、ギターレッスン、楽曲制作の他、楽器ブランドやMusimanの動画制作者としても活動の場を広げている。
@musicman_nusicman