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Spotify、2025年に最もストリーミングされたアーティストはバッド・バニー グローバル・トップ・アルバムにも選出

ビジネス 海外

Spotifyは12月3日、同プラットフォームで2025年に世界で最もストリーミングされたアーティストがバッド・バニーで198億回以上の再生数を記録したと発表した。3年ぶり、4度目の首位獲得となる。

バッド・バニーは2020年から2022年まで1位を堅持していたが、過去2年はテイラー・スウィフトにその座を譲っていた。2位はテイラー・スウィフトで、これにザ・ウィークエンド、ドレイク、ビリー・アイリッシュが続く。

バッド・バニーは、アルバム「DeBÍ TiRAR MáS FOToS」で今年のグローバル・トップ・アルバムにも選出。2位には、Netflixの大ヒットアニメ映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」のサウンドトラックがつけた。グルーバル・トップ・ソングはレディー・ガガとブルーノ・マーズによる「Die With A Smile」(再生数17億回以上)だった。

このランキングは、音楽でその年を振り返るイベント「Spotifyまとめ」の一環で公表されたもの。今年のSpotifyまとめでは、リスニング年齢やトップアルバムの閲覧、オーディオブックの指標が追加されたほか、当該アーティストに対するユーザーのリスナー順位を確認できる「ファンリーダーボード」や、リスニングデータを基にした競争ゲーム「Spotifyまとめパーティー」などの新機能も加わった。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「Spotifyの年間ランキング首位、今年はバッド・バニーで驚きの198億再生。レゲトン、ラテン・トラップの時代を象徴するアーティストだが、スペイン語圏での圧倒的な人気で今年はテイラー・スウィフトを超えた。言葉がわからなくてもとても聴きやすくてずっと流しておきたくなるサウンドで個人的にも納得。アルバム首位も彼だがNetflix史上最高人気の「K-POPガールズ!」のサントラは2位。シングルの首位はブルーノ・マーズとレディ・ガガのクラシック・ロック風「Die Wtih A Smile」。ロゼとブルーノ・マーズの「APT.」は三位と、人気ジャンルが変わってきたことを改めて感じる。なおPodcast首位はThe Joe Rogan Experience、人気コメディアンが司会であらゆるジャンルのトップと対談する番組。オーディオブックは恋愛と中世ファンタジーを合わせた「ロマンタジー」ジャンルが強い。レベッカ・ヤノスのドラゴン×士官学校×恋愛のシリーズが牽引している。日本のラノベと同じ傾向を感じるのは私だけではないだろう」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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