東京ドームシティ、Web3・XR・AI特化の共創型コワーキングスペース「enXross DAO」オープン

東京ドームは、Web3・XR・AIに特化した会員制コワーキングスペース「enXross DAO（エンクロス・ダオ）」を東京ドームシティ内の商業施設MEETS PORT（ミーツポート）4Fにオープンする。2025年9月29日に開催されたビジネスアイデアコンテスト「enXross AWARD 2025」を勝ち抜いた精鋭ファイナリストを初期会員として迎え、東京ドームシティを舞台にエンタメテックの新たなエコシステムの構築に本格的に挑戦する。

「enXross DAO」は「東京ドームシティをエンタメテックの聖地にする」というビジョンを体現する共創の場として開設。単なる作業スペースではなく、将来的には利用者自身が運営に関わるDAO（分散型自律組織）型の共創空間を目指している。核となる初期コミュニティメンバーと共に、まずは金銭的価値のない参加権としての「コミュニティトークン（デジタル会員証）」を活用し、「DAO型の意思決定」を試験的に導入する。

施設は面積53.91坪、約40席（セミナー開催時の着席可能席数は50席程度）。エンタメ関連企業や、エンジニア、クリエイターなどが集う交流イベントやセミナーを定期的に開催し、グローバルなネットワーキングの創出と、新たな共創の機会を提供する。

初期会員は、2026年1月より、Web3スタートアップの支援で実績を持つEmpireDAO創設者のマイク・フライエタ氏が運営するアクセラレータープログラムへの参加が可能となっている。現時点では一般の会員募集はしていない。

オープンを記念し、2026年1月20日には配信形式でオープニングイベントを開催。スペシャルゲストやenXross DAOの利用者によるトークセッションを実施し、「エンタメテックの聖地」から生まれる新たな挑戦の展望を届ける。参加費は無料。