ケンドリック・ラマー、グラミー賞主要部門含む本授賞式最多5部門受賞 ラッパーとして史上最多の受賞記録を更新(スピーチ和訳あり)
2026年2月2日(日本時間)、米ロサンゼルスで開催された第68回グラミー賞にて、現代ヒップ・ホップ界のトップとして君臨するケンドリック・ラマーが「年間最優秀レコード賞」含む本授賞式最多の5部門の受賞を果たした。昨年に引き続き、2年連続で最多受賞を記録するという快挙を成し遂げた。
さらに、今大会での受賞によってグラミー賞累計獲得数は計27回に達した。これにより、Jay-Zが保持していた25回という記録を更新し、ラッパーとして史上最多のグラミー賞受賞記録を塗り替えるという歴史的な記録を打ち立てた。
★受賞部門一覧:
・年間最優秀レコード賞:「luther(with sza)」
・最優秀ラップ・アルバム賞:「GNX」
・最優秀ラップ楽曲賞:「tv off」
・最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス賞:「luther(with sza)」
・最優秀ラップ・パフォーマンス賞:Clipse, Pusha T & Malice Featuring Kendrick Lamar & Pharrell Williams -「Chains & Whips」
2025年開催「第67回グラミー賞」では、対ドレイクとのビーフの中で生まれた曲「Not Like Us」で主要部門の「年間最優秀レコード賞」「年間最優秀楽曲賞」含む最多の5冠を獲得したケンドリック・ラマー。
今年2年連続での最多受賞を果たしたケンドリックは、「最優秀ラップ・アルバム」を受賞した際に次のようにスピーチした。
「これこそがヒップホップ。自分のことを話すのはあまり得意じゃないけれど、音楽を通してそれを表現しています。タイラー、そしてザ・クリプス、ここに皆さんと共にいられることを光栄に思います。このカテゴリーで切磋躍動し合える彼らは、僕にとって兄弟のような存在です。いつも伝えていることですが、ヒップホップは常にここにあります。僕たちはこうしてスーツに身を包み、最高の姿を見せ、仲間たちと共に歩み、そしてこのカルチャーを背負い続けていきます。皆さんに感謝します。栄光は神にあり。愛しています」
さらに「luther」で「年間最優秀レコード賞」を受賞した際に、ケンドリックはプロデューサーのSounwaveやジャック・アントノフ、そしてシンガーソングライターのSZAと共にステージに登壇した。
同曲は、R&B界のレジェンドである故ルーサー・ヴァンドロスとシェリル・リンによる「If This World Were Mine」をサンプリングした作品。ケンドリックはスピーチの場で、偉大なる先人であるルーサーとシェリルに対し、深い感謝の意を捧げた。
「ルーサー・ヴァンドロス。彼こそが音楽です。彼は私にとって、最も好きなアーティストの一人なので、この賞は私にとって本当に特別なことです。サンプリングの許可が下りたと聞いたとき、私たちは皆、あやうく涙を流すところでした。そして、若き日のシェリル・リンが、あのレコードにどれほどの情熱を注ぎ込んだかを知っているからです。そこに自分たちのボーカルを乗せられたことは、私たちが彼らのような偉大な先人たちに並ぶ、いくばくかの価値がある存在だと証明されたようなものです。彼らはそれを認めてくれた。ただ、ひとつだけ条件がありました。「汚い言葉は無しだ」と。それが唯一の約束でした。私たちは答えました。「もちろんです。その通りにしましょう。汚い言葉は一切使いません。この曲が純粋に「愛」を象徴するものになるよう、全力を尽くします」と。(省略)ルーサー、フォーエバー!(永遠なるルーサー)」
2024年11月に突如リリースされたアルバム「GNX」は、歴代史上最多の視聴者数を記録した「第59回NFLスーパーボウル」のハーフタイムショーでも披露した「squabble up」「tv off」やSZAとの共演曲「luther」など全12曲が収録されているケンドリックの最新作。
収録曲は「Not Like Us」の生みの親であるマスタード、ケンドリックの過去作品も手掛けたSounwaveに加えて、テイラー・スウィフトやサブリナ・カーペンターの大ヒット曲を手がけてきたジャック・アントノフなど、世界屈指のプロデューサー陣が携わっている。
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