YouTubeのまとめ動画をAIで 「Most Replayed」発表

編集ツールを手がけるHeadlinerは4月28日、YouTubeの「リプレイ回数が最も多い部分」のデータを活用した、動画クリップの自動作成ツール「Most Replayed」の提供を開始したと発表した。
データに裏打ちされた、その動画で最もパフォーマンスの高い瞬間を簡単に共有できるものだ。AIの活用により、自然な文章の切れ目でトリミングされるという。
動画がYouTubeの「リプレイ回数が最も多い部分」の表示対象となると、クリエーターはヘッドライナーを使用して、最も再生された瞬間を簡単にビデオクリップに変換することができるようになる。
YouTubeは「リプレイ回数が最も多い部分」の表示基準を明らかにしていないが、Headlinerはアップロードから数日が経った、再生回数が約5万回を超えた動画に表示されるとみている。
Headlinerは、長編の音声や動画からハイライト動画を作成するため、150万人のクリエーターに利用されている。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「YouTubeのハイライト動画作成で多く利用されているアプリHeadlinerが、動画のハイライトをAIで手軽にまとめるツールを公開。自然な切れ目の処理が可能という。ライブ映像、トークを短尺にする編集は想像以上に骨が折れる。すべてをまかせるのは結局不可能かもしれないが作業時間を短縮できそうだ」
ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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