電子音楽&デジタルアートの祭典「MUTEK.JP 2020」、追加ラインナップを発表

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今年で5周年を迎える電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」が12月9日〜13日の5日間、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッドなフェスティバルとして同時開催されるが、本日追加ラインナップが発表された。

世界各国の素晴らしいアーティストたちがパフォーマンスを展開するオンラインイベントは12月9日〜13日の5日間に渡ってMUTEKヴァーチャルプラットフォームから配信され、最先端ライブパフォーマンスを体験できるリアルイベントは12月10日〜12日に新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、各日150名の人数限定で東京・渋谷ストリーム ホールにて実施する。

リアルイベントのフルラインナップは以下のとおり。

12日10日オーディオビジュアル・パフォーマンスに焦点を当てたプログラム「A/Visions」には、アンドロイドロボットのオルタ3と能楽師によるプロジェクト、傀儡神楽 ALTER the android KAGURAが登場。

NYの老舗アンビエントレーベル“12k”からリリースを重ねる音楽家Corey Fullerと彼が結成したBreak Ensemble(波多野敦子[Viola] / 須原杏[Violin] / 一ノ瀬響[Piano] /千葉広樹[Contrabass])によるエレクトロニクスと生楽器が織りなすライブフォーマンスには、メディアアーティストの山本信一がビジュアルでコラボレートする。

12月11日実験的ライブパフォーマンスを紹介するプログラム「Nocturne 1」では真鍋大度が今年のSónar+Dで発表したレクチャーパフォーマンス作品のアップデートバージョンを披露するほか、ベルリン拠点のプロデューサーKyokaとメディアアーティストShohei Fujimotoによるレーザーを用いたオーディオビジュアル・パフォーマンス、関西拠点のプロデューサーKafukaとプログラマーKezzadrixによるオーディオビジュアル・パフォーマンスに続き、シンガーソングライター/プロデューサーのMaika Loubtéが出演決定。彼女のルーツであるポップなメロディーから編み出だされるエクスペリメンタル・ライブセットを披露。さらに、和田永・吉田悠・吉田匡によるOpen Reel Ensembleが、オープンリール式テープレコーダーを巧みに操った実験的パフォーマンスを披露する。

12月12日「Nocturne 2」は、最終日を締めくくるのにふさわしい3組の出演者が新たに追加決定。インプロのレジェンドとして知られるエクスペリメンタルミュージシャンのJim O’Rourkeと、彼の長年のコラボレーターであり、近年Black TruffleやDrag Cityから作品をリリースする多才な音楽家、Eiko Ishibashiの2人による数少ないコラボレーションライブが実現。

また、新進気鋭のテクノプロデューサーYuri UranoとビジュアルアーティストManami Sakamotoが初共演し、超自然的なオーディオビジュアルパフォーマンスを披露。自身の声とモジュラーシンセサイザーを用いたライブパフォーマンスで活躍する韓国人アーティストのmachìnaも登場する。

そのほかピアニストEiichi Sawadoとライブペインティング・アーティストAkiko Nakayakaによるコラボレーションライブ。AOKI takamasaとFumitake TamuraによるビートプロジェクトNeutralのライブパフォーマンスが予定されている。

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