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Deezer「AI音楽再生の85%が不正行為によるもの」 収益化対象外に

ビジネス 海外

フランスの音楽ストリーミングサービスDeezerは1月29日、2025年にはAI生成音楽の全ストリーミングの最大85%が不正なものだったと明らかにした。昨年の70%から拡大。これらストリーミングは収益化対象外となり、著作権使用料プールから除外される。

同社は昨年1月に導入したAI音楽の検出ツールが貢献したと主張。同技術の販売を開始すると発表した。

Deezerにおける全ストリーミングのうち、AI生成音楽が占める割合はわずか(最大3%)だが、その大半が不正だった。一方、全カタログにおける不正ストリーミングの割合は8%に過ぎなかった。

同プラットフォームで1日にアップロードされるコンテンツの中でAI音楽が占める割合は、今年1月時点で全体の約39%に当たる6万曲超となった。昨年11月は5万曲、9月は3万曲、1月は1万曲だった。

Deezerでは、AI音楽を検知・タグ付けし、アルゴリズムによるおすすめと編集プレイリストから自動的に除外。再生操作を検出した場合、ロイヤリティー支払いの対象から外している。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「AI音楽再生の85%が不正行為」と欧州の音楽サブスクDeezerが発表。同社はフランスで2位、欧州で5位のシェアを持ち、欧州産の音楽サブスクではトップ。記事にある通りDeezerの全再生の3%がAI生成音楽だが、ほとんどがAIボットを使った不正な自動再生による楽曲使用料の掠め取りだった。こうしたストリーミング詐欺は世界の音楽産業で3,000億円ほどの被害をもたらしているという調査もある」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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