Apple Music、ChatGPTと連携可能に
ChatGPTとApple Musicが連携可能となり、ChatGPTが音楽のおすすめやプレイリストの作成を行えるようになった。アップル関連のニュースサイト「appleinsider」などが12月18日伝えた。
Apple MusicをChatGPTに追加するには認証のためAppleアカウントでのサインインが必要となる。ChatGPTでは、Apple Musicのサブスクリプションがなくても、楽曲・アーティスト・アルバム・プレイリストを検索できる。OpenAIによれば、全ユーザーがChatGPT内で音楽の発見、プレイリスト生成、プレビュークリップの再生が可能だ。
Apple Musicの契約者は、ChatGPT経由で楽曲・アルバム・プレイリストをApple Musicライブラリに追加可能。ChatGPTが生成したプレイリストやおすすめはApple Musicで直接開ける。
ChatGPTは音楽を検索してライブラリに保存できるが、再生、ダウンロード、再生履歴の管理は引き続きApple Musicが担うため、Apple Musicのユーザーアカウントに関連付けられた情報の閲覧や変更は一切行えない。
(文:坂本 泉)
榎本編集長
「ChatGPTでApple Musicのプレイリストを生成できるようになった。ChatGPTのプロフ→設定からApple IDと連携すると、ChatGPTの作ったプレイリストをそのままApple Musicのライブラリに追加できるようになる。元々Claudeでもプレイリストは作れたが、CSVで吐き出して変換作業が発生して面倒だった。Spotifyも先日、ChatGPTのような長文のプロンプトでプレイリストを生成できるAIをまずニュージーランドからテスト運用している。Spotifyはユーザー履歴に合わせてプレイリストを生成できるのが強いが、いずれChatGPTでもApple Musicの聴取履歴を参照できるようになるのではないか」ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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