ティアック、25年4月~12月期は黒字回復 通期利益予想を上方修正
ティアックは2月6日、2026年3月期第3四半期の連結業績(2025年4月1日~12月31日)を発表した。
当第3四半期連結累計期間の売上収益は114億3,700万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は8,200万円(前年同期は営業損失8,500万円)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は9,600万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失3億3,100万円)となった。
なお、当社のBtoC事業は第3四半期、BtoB事業は第4四半期にそれぞれの需要期を迎えることから、同社グループの業績は、売上、利益ともに下半期に偏重する傾向があるとしている。
音響機器事業の売上収益は81億5,100万円(前年同期比1.1%増)、セグメント営業利益は10億5,500万円(同31.6%増)となった。プレミアムオーディオ機器(ESOTERICブランド、TEACブランド)では、ESOTERICブランドは、新製品の上市のあったネットワークプレーヤーカテゴリーは引き続き好調に推移しているが、主力であるSACDプレーヤーは低調となった。TEACブランドは、Reference700シリーズ、フルサイズコンポ、ターンテーブルカテゴリー製品の販売が好調に推移した。輸入ブランドは、Tannoyブランドの製品供給が安定せず、需要に対して供給が足りない状況が継続している。プレミアムオーディオ機器全体としては、ハイエンド商品の落ち込み分をプレミアム商品ではカバーしきれず、前年同期比で減収となった。音楽制作・業務用オーディオ機器(TASCAMブランド)は、BtoB事業において、設備機器の安定した需要に加え、提案営業の取り組みを強化したことで、主力録音再生機および周辺機器の販売が堅調に推移し、事業全体の売上を牽引した。BtoC事業では、上期に米国通商政策対応が生じたものの、年末商戦における中高価格帯製品への安定した需要に加え、映像クリエイター向け音声レコーダーの新製品効果が寄与し回復基調となった。その結果、音楽制作・業務用オーディオ機器全体では前年同期比で増収となった。
情報機器事業の売上収益は27億9,600万円(前年同期比9.4%増)、セグメント営業損失は7,700万円(前年同期は営業損失9,600万円)となった。計測機器は、データレコーダーにおいて前期末上市の新製品がリースレンタル業界向けで導入が進まず、またセンサーおよびデジタル指示計では、メモリ需給逼迫により半導体製造装置メーカー各社の増産計画が進み、同社製品に対する引合も増加傾向にある一方で、当第3四半期連結累計期間ではその影響がまだ限定的であったことから、カテゴリー全体では前年同期比で減収となった。医用画像記録再生機器は、国内の消化器内視鏡向けレコーダーの販売が引き続き好調に推移し、フラッグシップモデルの手術画像記録用4Kレコーダーは、欧州およびアジア市場における拡販が大きく進んだこともあり、前年同期比で増収となった。機内エンターテインメント機器は、船舶業界向けのストック収益モデルが堅調に推移し、主力製品の機内サーバーも国内エアラインによる採用が決定したが、保守サービスが落ち込み、前年同期比で減収となった。ソリューションビジネスは、医用向けサーバーやPCなどの出荷、ネットワーク・インフラの保守サービスが引き続き好調に推移し、前年同期比で増収となった。
通期予想ついては2月4日、連結孫会社の清算に伴う利益が発生する一方、情報機器事業において一部大口案件の導入が先送りになった影響に加えて、最新の為替相場の動向を考慮した結果、昨年5月14日に公表したものを修正。売上収益は157億円(前回予想比1.9%減)、営業利益は5億円(同42.9%増)、税引前利益は4億5,000万円(同200.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は4億円(同300.0%増)を見込んでいる。
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