「GIGA・GIGA SONIC」「SAMURAI SONIC」4組の出演が困難に、事務所関係者を装った不正契約が発覚

「GIGA・GIGA SONIC」「SAMURAI SONIC」実行委員会は10月2日、出演を発表していた4組のアーティストについて、出演が困難になったと発表した。
出演困難となったのは、「GIGA・GIGA SONIC」の≠MEと≒JOY、「SAMURAI SONIC」のFRUITS ZIPPERとCUTIE STREET。実行委員会によると、出演発表後に各事務所から連絡を受け確認したところ、事務所関係者を名乗る人物と正規の効力を持たない出演契約を締結していたことが判明。実際には出演調整が行われておらず、出演は困難であることが発覚した。
関係各所との確認の結果、当該人物はアソビシステムおよび代々木アニメーション学院に在籍していないことが判明。実行委員会を含む関係各社は被害を受けた状況にあり、すでに警察に相談を行い、法的機関の助言を受けながら厳正に対応を進めているという。
実行委員会は、関係性のあった代理店を通じて出演調整を進めていたが、その過程で正規の関係者ではない人物が介在していたとしている。「代理店を信頼していたために気付けなかった落ち度があり、ファンの皆様、関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」とコメントした。
返金は、出演困難となった4組を目当てにチケットを購入した希望者を対象に実施する。詳細は後日、公式サイトおよび公式SNSで案内される。
イベント自体は予定通り開催され、その他の出演者のステージやコンテンツは予定通り実施される。実行委員会は「エンターテインメント業界において同様の悪質な行為が二度と起きないように、事実を公表させていただきました。今後は再発防止策を徹底し、引き続き誠実に対応してまいります」としている。
広告・取材掲載