JASRAC、第5回「国際フェローシップ」在外研究員募集を10/1開始

一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、著作権の研究者が海外の研究機関で一定期間研究を行うことを支援する「JASRAC国際フェローシップ」について、第5回在外研究員の募集を10月1日から開始すると発表した。募集期間は2026年1月31日まで。
第5回の募集では、応募資格を拡大し、支援対象とする研究範囲を拡大したほか、大学等の非常勤講師も対象に含めるなど、より多くの研究者が応募できるよう制度を改善した。採用予定者数は3人まで。
応募資格は、著作権法の研究または著作権が関連する領域の研究を行っており、日本国内に所在する大学、大学院、研究機関、行政機関、法律事務所もしくは著作権関係団体に勤務する者または大学等に学生として在籍する者で、応募時点で50歳以下であることなどが条件となる。
支援内容は、支度金、渡航費、滞在費(年間最大600万円)、調査研究費、傷害保険料などを支給。在外研究期間は1年以内で任意の期間とし、延長制度も設けている。選考は選考委員会による書面審査および面接審査を経て、理事会で決定される。在外研究員の決定は2026年4月を予定している。
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