著作権法違反の疑いで30代夫婦を逮捕、無断複製DVD・Blu-rayをフリマサイトで販売

石川県警能美署は2025年7月8日、日本レコード協会会員レコード会社が権利を有するDVDおよびBlu-rayなどの著作物を違法に複製・販売していたとして、東京都江戸川区の30代夫婦を著作権法違反の疑いで逮捕したことを発表した。

この事件は、フリマサイトにおける購入者から石川県警能美署への相談を契機に捜査が開始されたもので、2024年11月、同協会は警察からの捜査協力の依頼を受け、会員レコード会社による鑑定を実施。鑑定の結果、出品されていた商品が無断複製されたものであることが判明し、警察による捜査が進められ、今回の逮捕に至った。

今回の摘発は、知的財産権を侵害する行為に対し、警察が継続的かつ入念な捜査を行った結果であり、著作権侵害行為に対する強い警鐘となるものだ。同協会は今後も、警察をはじめとする関係機関と緊密に連携し、著作権侵害行為に対して断固たる姿勢で臨むとともに、著作権に関する啓発活動およびレコード製作者の権利保護に努めていくと伝えている。