MPA、第14回MPA関西地区著作権講座を開催
MPA関西連絡会は11月1日、大阪市のエル・おおさかにおいて「第14回関西地区著作権講座」を開催した。
講座には、関西地区のMPA会員の音楽出版社をはじめ、放送局、プロダクション、レコード会社、広告代理店等から音楽業界を目指す大学生まで120名が来場し、最大規模の参加者数となった。
講義に先立ち、MPA会長の桑波田景信氏から、MPAが取り組んでいるフィンガープリント技術を使用した放送における使用実績報告の実証プロジェクトによって、正確で透明性の高い徴収分配を行える環境が整い作家への還元が充実できること、将来的には、放送以外のライブやネットにおいても同様の実績報告が可能となる見込みで、音楽業界におけるテクノロジー活用の重要性を述べられた。
続いて、第1部「契約実務から学ぶ〜音楽と著作権・著作隣接権〜(音楽ビジネスの基礎知識4)」(講師:高嶋裕彦氏/MPA専務理事)では、音楽ビジネスにおける用語等の基礎知識からはじまり、360度ビジネス及び放送法の改正に伴う同時配信の課題等について解説した。
第2部「近年の著作権法改正課題と立法プロセスについて」(講師:秋山卓也氏/大阪大学 知的基盤総合センター 准教授)では、TPP協定整備法など近年の主な著作権法改正や、著作権法の立法プロセスにおける政治的ダイナミズムの変容等について、過去の事例も交えて解説した。
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