楽曲認識アプリ「OTO-Mii」iOS版がユニバーサルデザインに対応

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シンクパワー
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シンクパワーは、CSR(Corporate Social Responsibility:社会貢献活動)の一環として、楽曲認識アプリ「OTO-Mii(オトミィ)」iOS版にユニバーサルデザインの対応を行ったと発表した。

OTO-Miiは、音楽や鼻歌を聴かせるだけで楽曲認識し、歌詞や音楽情報を提供するアプリで、様々な理由で音楽やカラオケを楽しむことにハードルがある人をサポートする。

今回、ユニバーサルデザイン対応の第一歩としてiOS版に追加された機能は以下の通り。

1.歌詞先読み機能

「同期歌詞データ」の同期情報を利用し、歌詞を実際の歌唱より少し早めに読み上げてくれる機能。歌詞を目で追わなくても、歌詞の先読み音声をガイドにして唄うことができる。

2.歌詞の文字サイズ変更機能

表示される歌詞の文字サイズを自由に変更できるようになった。視力が弱い人でも歌詞が見えやすくなった。

3.画面のダークモード対応

アプリ全体のデザインを、黒背景・白抜き文字に切り替えられる機能。弱視の人の多くは、白背景よりもダークモードの方が見えやすいと感じるという。

4.ボイスオーバー機能への対応

ボイスオーバー機能がONになった時、各機能ボタンやテキスト情報が正しく読み上げられるようヨミ情報の登録を行ったもの。

新たな機能の開発は、視覚に障害のあるユーザーからの「カラオケで歌詞を把握して唄いたいが良い方法がないか?」という問い合わせがきっかけだったという。視覚に障害のある人が唄いたい曲を調べ、歌詞を知らなくても音楽に合わせて唄うことをサポートできるようにした。

また、OTO-Miiは、エクシングのJOYSOUNDカラオケ予約「キョクナビ」アプリに連携している。OTO-Miiで楽曲認識や手動で検索して特定した楽曲情報から「キョクナビ」アプリ連携機能を使ってJOYSOUNDにカラオケ選曲予約ができ、唄う時はOTO-Miiの「歌詞先読み機能」を使って歌詞を見ずに唄うことができるとのこと。

シンクパワーは今回の機能追加をきっかけにして「誰でも等しく音楽やカラオケが楽しめるサービスを」をキーワードに様々な環境や障害のあるかたでも音楽を楽しめるアプリ作りを目指し、OTO-Miiへのユニバーサルデザイン対応を進めていく予定だ。

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