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デジタル音楽ディストリビューターのDistroKid、身売り計画か

ビジネス 海外

DIYアーティスト向けデジタル音楽ディストリビューターのDistroKidは、身売りに向けて買い手候補と交渉を進めているようだ。複数の情報筋の話として、Music Business Worldwide(MBW)が1月31日伝えた。

それによると、今回の交渉は米投資銀レイングループとゴールドマン・サックスが代理人を務めており、取引額は20億ドル(約3,059億円)とされているが、今後さらに上昇する可能性もあるという。

DistroKidは2013年の設立。ニューヨークを拠点に、世界の新譜リリース全体の30~40%を扱い、200万組以上のアーティストにサービスを提供している。昨年10月にはプリントオンデマンド方式のグッズ直接販売サービス「Direct」を開始。これにより、オーディオ・動画流通サービスからマーチャンダイズ販売へと事業領域を拡大した。企業評価額は、2021年8月の米ベンチャーキャピタル(VC)インサイト・パートナーズからの資金調達を経て、13億ドルに達した。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「TuneCoreやCDBabyと並んで人気のあるディストリビューターDistrokidに身売りの噂。ディストリビューターを買収したい大手レーベルは少なくない。まずソニーがオーチャードを買収して成功を収め、次にワーナーがTuneCoreの親会社Believeを買収しようとして失敗。直近ではユニバーサル・ミュージック傘下のVirginがFugaを含むDowntownを買収しようとしてEU当局が独禁法関連のチェックを進めている。Distrokidは安い・速い・無制限アップロードのサブスクでインディーミュージシャンに人気を誇る」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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