Spotify、音楽業界への年間支払額が110億ドル突破
Spotifyは1月28日、2025年に音楽業界に支払った金額が110億ドル(約1兆7,100億円)以上となり、「小売業者による音楽業界への年間支払額として史上最大」だと発表した。前年の100億ドル、2023年の90億ドルから拡大。累計支払額は約700億ドルに達した。
Spotifyの音楽部門責任者であるチャーリー・ヘルマン氏は「現在、Spotifyは音楽ソフト収益の約30%を占めている」とした上で「弊社の支払額が前年比10%以上増加した一方、他の業界収入源の伸びは4%程度だった」と、自社が昨年の業界収益成長をけん引したと主張。「CD全盛期にレコード店の棚に並んでいたアーティストの数よりも、Spotifyだけで年間10万ドル以上を稼ぐアーティストの方が多い」と述べた。
値上げについても言及し、「Spotifyは音楽収益の3分の2(約70%)を業界に還元しているため、Spotifyの収益増加に伴い音楽業界への支払いも増加している」と強調。2024年の音楽業界への支払額(100億ドル)は、同年の年間売上高の約60%に相当した。
(文:坂本 泉)
榎本編集長
「Spotifyが昨年、音楽産業に110億ドル(約1兆7,100億円)を支払い、世界の音楽ソフト売上の30%に到達したと発表。支払額は前年比10%増で、音楽産業全体の成長率5%(推定)を大きく上回った。昨今、再生あたりの楽曲利用料が少ないと一部アーティストから批判され、度重なる値上げからユーザーの批判が出ているSpotifyは実績を持って応えたことになる。なおMIDiAの調査だと2023年、Spotifyの世界シェアはユーザー数ベースで31.7%だった」ポッドキャスト概要:
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