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BONZOなど3社、破産開始決定 著作権使用料の返還巡りJASRACから破産申し立て

ビジネス 音楽業界

東京商工リサーチは12月24日、著作権使用料の返還などを巡って一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)から破産を申し立てられたBONZOおよび関連会社2社が裁判所から破産開始決定を受けたと伝えた。負債はそれぞれ約5億6,000万円以上で、3社合計約16億8,000万円以上が見込まれる。

BONZOは、テレビ局から委託を受け、日本テレビ系列の「ヒルナンデス!」など複数のバラエティ番組で音響業務を手掛けていた。Sword-1と51はBONZOの関連業務を手掛ける目的で設立された。

3社などは2014年から2021年頃にかけて、実際は放送で使用していないにもかかわらず、BONZOの役員が楽曲の権利者である曲目を約4万件使用したとJASRACに虚偽報告し、著作権使用料5億円超をJASRACから騙し取ったとして、2024年6月にJASRACより提訴された。今年7月、東京地裁はJASRACの主張を認め、3社などに連帯して5億6,000万円超の支払いを命じる判決を下した。こうしたなかJASRACは、3社は支払不能にあるとして破産を申し立てていた。

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