広告・取材掲載

広告・取材掲載

米ビルボード・チャート、2026年からオンデマンド・ストリーミングの比重を引き上げ

ビジネス 音楽業界

米ビルボード・チャートはストリーミング収益の増加や消費行動の変化をより的確に反映するため、2026年1月よりオンデマンド・ストリーミングの比重を引き上げる。

今回の変更の一環として、広告付きオンデマンド・ストリーミングに比べ、有料/サブスクリプション型オンデマンド・ストリーミングをより有利に評価する方針は継続される。一方で、ストリーミング収益の分析に基づき、両者の重み付け比率は従来の1対3から1対2.5へと縮小される。

現行では、アルバム換算ユニットはアルバム1枚の販売、アルバム収録曲10曲の個別販売、またはアルバム収録曲によって生じた公式オーディオ/ビデオのオンデマンド・ストリーミング(広告付き3,750回、有料/サブスク1,250回)のいずれかに相当する。

米ビルボード・アルバム・チャート「Billboard 200」および該当するジャンル別アルバム消費チャートでは、1月17日付(1月2日から8日のデータを集計)から、アルバム消費ユニットがアルバム収録曲によって生じた公式オーディオ/ビデオのオンデマンド・ストリーミング(広告付き2,500回、有料/サブスクリプション1,000回)に変更される。販売およびダウンロードの指標は従来どおり据え置かれる。

この変更により、アルバム・ユニットに換算するために必要なオンデマンド・ストリーミング数は、広告付きで33.3%、有料/サブスクで20%それぞれ減少する。

また、同ソング・チャート「Hot 100」および該当するストリーミング/ソング消費チャートにおいても、有料/サブスクと広告付きオンデマンド・ストリーミングの比率は1対2.5へと調整される。

ポッドキャスト概要:

Musicman Podcast — 業界の“今”を深掘り

「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。

Spotifyでポッドキャストを聴く

プレイリスト概要:

記事連動セレクション — エピソードと繋がる楽曲たち

月間500のアーティスト記事から厳選した楽曲と、業界人必聴のバズ曲をプレイリストで。最新シーンの決定版!

Spotifyでプレイリストを聴く
@musicman_nusicman