GENDA、ブシロードと業務提携契約 海外進出とIP活用で協業

GENDAとブシロードは、海外展開並びにIP活用を軸とした包括的協業に向けた業務提携契約を締結した。

両社は、事業資源とノウハウを相互に活用し、海外における協業とコラボの深化による体験価値向上、協業体制の強化と相互の企業価値向上を目指す。

海外進出における協業では、GENDAが有するアミューズメント施設運営のノウハウと、ブシロードのコンテンツを活用し、グローバル市場での事業展開を強化する。北米・欧州・アジアで展開しているGENDAのエンタメ・プラットフォームにおいて、ブシロードIPのグッズ展開や、リアルイベント・キャンペーンを実施する計画だ。

GENDAはこれまで、アミューズメント事業及びキャラクターMD事業において、ブシロードIPの認知拡大とファンの体験価値向上を図ってきた実績がある。今後は、カラオケ事業、F&B（フード＆ビバレッジ）事業などGENDAが展開する多様な事業と横断的に連携し、ブシロードIPを活用した体験創出の機会をさらに広げていくとしている。

GENDAは、アミューズメント施設やカラオケ等の店舗ビジネスを展開する「エンタメ・プラットフォーム事業」と、IP等の上流領域を取り扱う「エンタメ・コンテンツ事業」の2つのセグメントで事業を運営。国内外で「GiGO」等のアミューズメント施設やカラオケチェーン店「カラオケBanBan」、フォトスタジオ「スタジオキャラット」等を合わせて約1,100店舗、ミニロケ（主に30台以下のゲーム機を設置するゲームコーナー）を約14,000箇所運営している。

一方のブシロードは、2007年の設立以来、TCG（トレーディングカードゲーム）の制作・販売を中心に各種コンテンツプロデュース業務を行い、IPをゲームやアニメ、音楽ライブなど多角的にメディアミックスする「IPディベロッパー戦略」を核としている。