Believe、ジャネット・ジャクソンとグローバル出版管理契約を締結
TuneCoreを傘下に持つ音楽ディストリビューター最大手のBelieve(フランス)は3月19日、ロックの殿堂入りを果たしたジャネット・ジャクソンと、長期にわたるグローバルな出版管理契約を締結したと発表した。
ジャクソンは自身の全楽曲カタログを、同グループのグローバル音楽出版部門「Believe Music Publishing」に移管する。ジャクソンの全世界レコード売上枚数は1億8,000万枚を超える。
同部門は、2023年の独立系音楽出版プラットフォーム「Sentric(セントリック、英国)」買収を経て、2025年10月に正式発足。現在、50カ国以上に及ぶBelieveのグローバルな事業基盤を活用し、複数市場で出版専門家160人を擁して事業を展開している。同社のグローバル事業は、世界200地域で400万曲以上と40万人のソングライターを取り扱っている。
(文:坂本 泉)
榎本編集長
TuneCoreを傘下に持つBelieveが、ジャネット・ジャクソンの全楽曲カタログの出版管理契約を締結した。同社のグローバル音楽出版部門「Believe Music Publishing」は2025年10月に正式発足したばかりで、英国のSentricを買収した直後の大型契約獲得となった。注目すべきはタイミングだ。同部門はまだ発足から半年も経っていない。にもかかわらず、1億8,000万枚超のレコード売上を誇るジャクソンという最上位のカタログを引き寄せた。これはBelieveが、インディペンデント流通での実績と50カ国以上のグローバル事業基盤を武器に、出版管理市場における大手との競争に本格的に打って出たことを意味する。
独立系アーティストの流通支援で培ったネットワークを、カタログビジネスに転用する動きは今後も加速するだろう。日本でもTuneCoreを通じて積み上げてきた基盤が、こうした大型案件の足がかりになりうる点は見逃せない。
ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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