日本オーディオ協会、電子楽器の開発・普及に貢献した3名を25年度「音の匠」に顕彰
 
								日本オーディオ協会は、12月6日の「音の日」に、音を通じて文化創造や社会貢献を果たした人を「音の匠」として顕彰している。2025年度は、電子楽器の開発および普及に多大な貢献をした菊本忠男氏(ローランド 元代表取締役社長/元技術開発担当役員)、中田卓也氏(ヤマハ 取締役会長)、三枝文夫氏(コルグ 監査役)の3名を、「音の匠」として顕彰する。
「音の日」は、1877年12月6日にトーマス・エジソンが錫箔円筒式蓄音機を完成させ、音を記録・再生する技術が発明されたことから、日本オーディオ協会が12月6日をオーディオの誕生日として定めたもの。日本音楽スタジオ協会や日本レコード協会など音に関わる団体と共同して、音の持つ力の重要性を認識するイベントを開催している。
「音の日」イベントでは、顕彰式に続いて「音の匠」3名をパネリストに迎え、日本オーディオ協会会長・小川理子氏が司会を務めるトークセッションを実施。開発当時のエピソードや、電子楽器がもたらした音楽文化の変遷などを語る。さらに、特別ゲストとして向谷実氏(元カシオペア/現・かつしかトリオ キーボード奏者)を招く。なお、本年は12月6日が土曜日のため、イベントは5日に開催する。
選考理由
菊本忠男氏、中田卓也氏、三枝文夫氏の3名は、日本の電子楽器の発展をリードし、その成果は新しい音楽文化の創造に寄与するとともに、音楽業界およびオーディオ業界の発展に大きな影響を与えてきました。日本が世界に誇る電子楽器技術の礎を築かれた功績に敬意を表し、「音の匠」として顕彰いたします。
@musicman_nusicman 
 
				







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