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ホロライブ運営のカバー、25年4月~6月期は2%増益

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ホロライブ運営のカバーは、2026年3月期第1四半期の業績(2025年4月1日~6月30日)を発表した。

売上高は96億2,900万円(前年同期比50.1%増)、営業利益は9億7,200万円(同16.5%増)、経常利益は9億3,200万円(同1.6%増)、四半期純利益は6億9,300万円(同11.9%増)となった。

配信/コンテンツ分野においては、複数のタレントで大型のミュージックビデオのリリースが続いたことがブランド認知の拡大に寄与。新興タレントのコンテンツの人気の高まりや、海外タレントのコラボレーション配信企画の視聴者増加など、持続的な成長を見据えた取り組みがファン層拡大にも貢献している。その結果、同分野の売上高は21億7,500万円(前年同期比6.9%増)となった。

ライブ/イベント分野においては、季節性により大型ライブの開催が限定的だったものの、VTuberタレント「猫又おかゆ」の2ndライブコンサートが1stライブコンサートを大きく上回る集客を記録したほか、国内地方都市でのプロモーションイベントも、首都圏以外でのコミュニティ形成に寄与した。その結果、同分野の売上高は4億3,300万円(前年同期比24.0%増)となった。

マーチャンダイジング分野においては、北米関税等の影響によりEC売上に一時的な減速がみられたものの、昨年第2四半期から販売を開始している「hololive OFFICIAL CARD GAME」の需要が継続的に拡大していることや、大阪での公式店舗の開店などが事業拡大に寄与した。その結果、同分野の売上高は58億3,800万円(前年同期比99.2%増)となった。

ライセンス/タイアップ分野においては、グローバル展開のモバイルゲームタイトルや海外外食フランチャイズとのコラボレーションが海外認知拡大に貢献したほか、フィギュアのライセンス取引も引き続き好調に推移した。その結果、同分野の売上高は11億8,200万円(前年同期比7.4%増)となった。

通期の業績予想については、5月13日に公表したものを据え置いた。

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