JASRAC、2025年度第1四半期の分配額は前年同期比5.0%増の347億4千万円

日本音楽著作権協会(JASRAC)は7月22日、2025年度第1四半期(2025年4月から6月まで)報告を発表した。
2025年度第1四半期の徴収額は、2024年度同期比で7.9%増の369億5千万円となった。主な内訳としては、インタラクティブ配信が15億5千万円の増(11.9%増)、演奏等が7億6千万円の増(10.4%増)、オーディオディスクが4億2千万円の増(25.4%増)となった一方で、放送等が2億8千万円の減(4.4%減)となった。インタラクティブ配信の好調な成長が全体を押し上げる形となった。
また、分配額は2024年度同期比で5.0%増の347億4千万円となった。これは、主に2024年10月から2025年3月までの徴収額を反映したもので、インタラクティブ配信で9億1千万円の増(7.1%増)、オーディオディスクで4億4千万円の増(27.3%増)、演奏等で4億1千万円の増(7.2%増)、外国入金演奏で2億5千万円の増(62.3%増)となった。一方、ビデオグラムで5億4千万円の減(21.3%減)となった。
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