ヤマハ、全国101局のコミュニティFMと協働しラジオ「万博Voice Street powered by SoundUD」公開生放送

ヤマハは、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)と共同で、大阪府大阪市で開催されている「2025年日本国際博覧会」(以下、大阪・関西万博)のフューチャーライフヴィレッジFLEステージにおいて、5月28日にSoundUDの技術を活用したラジオ番組「万博Voice Street powered by SoundUD」の公開生放送をおこなう。
番組は、全国101局のコミュニティFM(生放送82局、録音放送19局)にて放送を予定。生放送では、聴覚障がい者や外国人にもラジオ放送を楽しめるよう、リアルタイムに番組音声のテキスト化と多言語翻訳を行い、「おもてなしガイド」のウェブサイト上にテキスト配信することで、放送内容の「みえる化」に取り組む。なお、国内で唯一の視覚、聴覚障がい者のための大学である国立大学法人筑波技術大学などの協力を得て実施する。
総務省 国際戦略局 技術政策課 研究推進室長 井出 真司氏
公開生放送では、放送内容をリアルタイムに多言語に翻訳し、それらをテキストに表示して「みえる化」する先進的な技術が活用されます。総務省ではこうした多言語翻訳技術の開発を支援してきましたが、今回の放送は、総務省が目指す「言葉の壁」から解放された社会の実現に貢献する意義のある取り組みです。この「ミライのラジオ」を多くの方々に視聴いただき、未来社会の一端を体験いただきたいと思います。今後、こうした技術が広く社会において活用され、「言葉の壁」から解放された社会の実現につながっていくことを期待しています。
一般社団法人日本コミュニティ放送協会 代表理事 鈴木 伸幸氏
地域の情報をきめ細かく発信している全国のコミュニティ放送局ですが、この試みにより、今まで以上に多くの方々に情報を届けられるようになります。災害時においても重要な情報伝達手段としての役割を担っていますが、本システムを活用できれば、情報難民を一人でも少なくすることができます。SoundUD技術はこれからの「ミライのラジオ」を語っていく上で重要なシステムの一つであると断言します!
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