NexTone、21年4月〜9月期は30%増収/37%増益と成長継続

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NexToneは11月11日、2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年9月30日)を発表した。

当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は34億4,747万円(前年同期比130.4%)、営業利益は2億9,859万円(前年同期比137.4%)、経常利益は2億9,974万円(前年同期比137.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億602万円(前年同期比139.1%)となった。

著作権等管理事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けたCD/映像ソフトの新譜リリース鈍化等による録音権徴収額の減少等の状況は発生したが、放送・有線放送徴収額は作品の増加や同社管理楽曲の利用割合の向上等により好調に推移した。また、ストリーミング音楽配信市場の拡大と動画配信サービス市場の伸長に加えて、管理楽曲・取扱原盤の獲得も進んだことにより、著作権使用料徴収合計額及びデジタルコンテンツディストリビューション業務の売上が順調に推移した結果、売上高は32億7,993万円(前年同期比129.6%)、セグメント利益は5億7,992万円(前年同期比123.6%)となった。

キャスティング事業は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、イベント・ライブ・コンサート等の開催が延期・中止となった他、映画館の利用制限等により、同事業で取扱いを予定していたライブビューイング案件も実施の見送りや規模縮小を余儀なくされたが、コロナ禍の影響を大きく受けた前年同期に比べ、感染対策を行ったうえでのライブビューイング、ライブ配信コーディネートや楽曲ブッキング等のコンテンツ利用促進コーディネート等、withコロナにおけるサービス提供の促進や新規案件の獲得が奏功した結果、売上高は1億2,570万円(前年同期比185.8%)、セグメント利益は2,168万円(前年同期比719.7%)となった。

連結業績予想は、5月14日公表のものを据え置いた。

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