パイオニア、オンキヨーとAV事業の一部統合 音楽再生環境の変化影響

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パイオニアウェブサイトより

24日、パイオニアはオンキヨーと香港の投資ファンド ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアと、AV事業の一部統合に向けて具体的に交渉を開始することを正式に発表した。

また、パイオニアの100%子会社パイオニアホームエレクトロニクス(PHE)の株式の一部をベアリングとオンキヨーへ譲渡することに基本合意。譲渡後、PHEの株式出資比率はベアリングが51%となり、オンキヨーも協議の上一部を保有する。

消費者の音楽再生環境と音楽の楽しみ方が、スマートフォンの普及やインターネットの音楽配信の流れなどで大きく変化しオーディオ各社が苦戦する中、パイオニアとオンキヨーは今回の統合により双方のブランド・技術・リソースの強みを活かし競争力の向上を目指す。

なお、両社のブランドは今後も維持され、パイオニアのヘッドホンやDJ機器の事業は今後も単独で展開していく。

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パイオニア「MIXTRAX」インタビュー(Musicman-NET)

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