かつしかトリオ、海外録音作「”Organic” feat. LA Strings」10/1リリース 収録曲「LUCA」先行配信&MV公開

かつしかトリオによる海外レコーディング作品「”Organic” feat. LA Strings」が、10月1日にリリースされることが決定した。LAのストリングスとともに仕上げられた渾身の一作だ。
かつしかトリオは、伝説のフュージョンバンド「カシオペア」の初期メンバーである櫻井哲夫(ベース)、神保 彰(ドラムス)、向谷 実(キーボード)の3人によって結成されたバンド。
「大人げないオトナたち」をキャッチフレーズに活動してきた彼らだが、本作では「大人げないオトナによる、大人っぽい音楽」をテーマに、アコースティックピアノ・エレキベース・ドラムスというミニマルなトリオ編成を軸に据え、念願だったLAのストリングスメンバーを迎えて制作に臨んだ。
ストリングスアレンジは、向谷 実と学生時代から親交のある音楽家・倉田信雄が担当した。LAでのレコーディングを経て完成した、”Organic”な音楽世界を描き出す全8曲は、これまでにない新たな世界観に仕上がっている。
収録曲は、先行配信中の「LUCA」を含む新曲5曲に加え、「Red Express」「Majestic」「天の川」の3曲をリアレンジして収録。
レコーディングとミックスは、グラミー賞受賞歴を持つドン・マレーが担当。LAレコーディングならではの空気感と臨場感を凝縮した仕上がりだ。さらに、マスタリングにはバーニー・グランドマンを起用。まるで上質なスーツをまとったかのような洗練された音像に仕上がり、かつしかトリオ史上、最高傑作と呼ぶにふさわしいアルバムがここに誕生した。
新曲はもちろん、リアレンジされた既発曲も圧巻だ。LAのストリングスと緻密に絡み合うアレンジは、目を見張る革新的なアプローチであり、これまでにない音楽体験をもたらすだろう。前作「ウチュウノアバレンボー」とは打って変わり、かつしかトリオの新たなステージを示す本作は、まさに必聴の内容となっている。
また、CDにはメンバー3人それぞれのセルフライナーノーツに加え、制作の舞台裏を綴ったアルバムレビューやオフショットを収録。読み応えのあるブックレットが付属するため、こちらも楽しみにできる。
特別なことは何もせず、その場で奏でられている最高の音楽を自然体でとらえた、まさに”Organic”という言葉がふさわしい極上のサウンドが詰め込まれた本作のリリースに、期待が高まる。
新曲「LUCA」先行配信中 Music Videoも公開
アルバムのイントロダクションとなる1曲目に収録された新曲「LUCA」は、7月23日より先行配信が開始された。iTunes Storeジャズランキングでは1位を獲得。
同時に公開されたMusic Videoは、西海岸の風を感じさせる爽やかなメロディラインと、緊張感に満ちたアンサンブルが心地よく響き、一足先にアルバムの世界観を楽しめる内容となっている。
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