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TikTok、米国版「TikTok Awards」初開催 米事業の新体制発足に先駆け

ビジネス 海外

TikTokは11月3日、その年にTikTokで活躍したクリエイターを表彰する「TikTok Awards」を米国で初めて開催すると発表した。新体制発足を前に、米国事業の継続に注力している。

授賞式は、12月18日にロサンゼルスのハリウッド・パラディウムで開催。TikTokアプリとTubiでライブ配信され、翌日にはTubiでオンデマンド配信も開始される。

受賞部門には「年間最優秀クリエイター賞」「年間最優秀動画賞」「年間最優秀ブレイクスルーアーティスト賞」などが含まれる。年間最優秀ブレイクスルーアーティスト賞の候補には、alexwarren、katseyeworld、laufey、ravynlenae、sombrが選出されている。

TikTok Awardsは、日本、韓国、オーストラリアなど世界各国で開催されてきたが、Digital Music News(DMN)は「米国版を立ち上げることで、TikTokがエンターテインメント業界におけるより正当な存在としての地位を確立しようとしている」との見方を示している。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

「TikTokがアメリカで初のAwardsを開催。場所はLAの伝統あるハリウッド・パラディウムで4,000人規模を動員可能。昨年、日本でもTikTok Awards Japanが開催されたがこれはライブ配信中心で一般招待客は20名のみ。ここからお感じいただけるように、TikTokは世界最高の音楽メディアになった一方で自社ブランドの音楽イベントが配信中心で、そのポテンシャルが十分活かしきれていない感があった。それが米国事業がアメリカ人のものとなったことで、一気にエンタメビジネスの本場アメリカのノウハウとパワーが流れ込む瞬間を迎えようとしている。目立たないが振り返れば大事な節目だったなと将来思うニュースになるだろう」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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