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MTV Video Music Awards、CBS初放送で視聴率42%拡大

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9月7日に開催された「MTV Video Music Awards(VMA)」は、CBSでの初放送に伴い、視聴率が前年比42%増加。米調査会社ニールセンの速報値(外出先視聴を含む)によると、CBS・MTV・Paramount+を合わせたVMA視聴者数は550万人と、過去6年間で最高を記録した。米エンターテインメント誌「ザ・ハリウッド・リポーター」などが伝えた。

昨年のイベントは、プレショーとアンコール放送を含めても、MTVおよびParamount傘下の11のケーブル局で平均409万人の視聴者数だった(Paramountによれば、直接比較可能な数値は391万人。2025年分の最終値は後日発表予定)。

CBSの視聴可能世帯数はMTVよりもはるかに広範で、理論上はテレビを持つ全世帯(全米約1億2,500万世帯)が視聴可能。MTVはその約半分にとどまる。

今年のVMAは、2月2日のグラミー賞以来、CBSで最も視聴されたエンターテインメント特別番組となった。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「音楽ビデオの祭典MTV Video Music Awardsの視聴者が550万人を突破。過去6年で最高の数字となった。MTVは有料放送だが、地上波のCBSでも放送したのが奏功した。550万人はアメリカ中心だが、もし日本で550万人の視聴があると視聴率はだいたい5%弱になる。比較の参考として挙げておくと、ゲーム上で音楽フェスを開いたフォートナイト バーチャルコンサートはエミネム、レディー・ガガ、ザ・ウィークエンドら大物アーティストの出演で、同時接続者数が1,430万人を記録しているのは以前、記事でお伝えした」