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リスニングパーティーで人気のStationhead、ECで購入グッズのコレクション公開機能 スーパーファン向け

ビジネス 海外

リスニングパーティーで人気のアプリ「Stationhead」は、スーパーファン向けの新機能「Collections」を導入した。同アプリのEC(電子商取引)機能「Stationhead Shop」で購入したグッズ(フィジカル・デジタル)のデジタルツイン・コレクションを、ユーザーのプロフィールに表示。ファン・コミュニティーの他のメンバーに見せることで、自らのアーティストへの貢献度を示すことができるものだ。 

ライアン・スターCEOは「ファンが既にとっていた行動から着想を得た」と説明。スーパーファンにとって、コレクションへの衝動は強く、Stationheadではそのアーティストのストアにあるグッズを全て購入ファンも多いという。  

同社は3月、Shopifyとの提携の下、EC機能を展開すると発表。アーティストは同アプリ内でグッズストアを開設できるようになり、ニッキー・ミナージュやゼイン、BTSなどのメジャーアーティストが続々とストアを開設している。 

(文:坂本 泉)  

「サブスクの次の例としてイチオシしてきたアプリStationHead。ビリー・アイリッシュやテイラー・スウィフト、BTSが利用して人気に火が着いたが、最近では日本でもあいみょん、星野源、NiziU、BE:FIRST、JO1、Hey! Say! JUMPなどが同アプリを利用して新譜のリスニングパーティーをファンと行って認知が進んできた。いわゆるスーパーファンを対象としつつも、音楽サブスクやSNSだけでは物足りないスーパーリスナーにも対応しており、このStationHeadがこの度、アプリ内で購入したグッズをファンがプロフィールに表示できるCollections機能を追加。ゲームでのトロフィーのように、自身のアーティストへの貢献を示せるようになった。特に日本はサブスク売上だけでは稼ぎが足りない状況なので(再販制度でCDが元々高かった&月額980円の設定が低すぎた)、こうしたアプリが普及していくことを私は強く願っている」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。