Spotify、開発者向けツール事業が成長
Spotifyはここ数年、開発者向けツール事業も構築している。同社が2020年にオープンソース化した開発者ポータル「Backstage(バックステージ)」は、Airbnb、LinkedIn、Twilio、アメリカン航空など3,400団体で200万人以上の開発者が採用。2022年にインキュベート・プロジェクトとしてBackstageを受け入れたCNCF(クラウドネイティブ推進のための非営利団体)では、昨年に急成長したプロジェクトのトップ5に入った。TechCrunchが伝えた。
Backstageは、全てのツール、アプリ、データ、サービス、API、ドキュメントを単一のインターフェイスにまとめて表示。カスタマイズされた内部開発者ポータル(IDP)の構築を支援している。
企業は既にバックステージのコア製品を無料で使用でき、その機能を拡張するオープンソースのプラグインも多数用意されている。しかし、Spotifyは2022年、組織内でのバックステージの使用状況に関するデータを表示する「Backstage Insights」などのプレミアムプラグインの販売を開始。昨年には、セットアップを簡素化する「Spotify Portal for Backstage」のベータ版を発表し、開発ツールのビジネスに本腰を入れた。Spotify Portal for Backstageは今後数カ月のうちに一般向けにリリースされる予定。
(文:坂本 泉)
榎本編集長
「Spotifyの開発者向けツールは非常によくできていて、オープンソース化されていてほとんどが無料で利用できるので、様々なサイトやアプリ、サービスがSptofifyのAPIを利用しており、記事にあるとおり200万人以上の開発者が利用している。すでにアメリカで有料会員の微減が報道されるなど先進国での伸び悩みが始まった感のあるSpotifyだが、B2BのSpotifyエコノミーは急成長を続けており、この開発者向けポータル(Backstage)をより便利に利用できるプラグインを有料化するなど、B2Bでも月額聴き放題を超えた新しいビジネスモデルをこうちくしようとしているので、サブスク普及後に世界が向かう先としても注目しておきたい」ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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