広告・取材掲載

広告・取材掲載

エイベックス、代表取締役3名の役員賞与不支給 営業損失計上により経営責任を明確化

ビジネス 音楽業界

エイベックスは5月8日開催の取締役会において、2025年3月期の同社役員賞与を不支給とすることを決議した。

同社は2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)連結業績において、営業損失を計上。この事実を重く受け止め、経営責任を明確にするため同社の業務執行取締役である代表取締役3名より、制度上支給される2025年3月期年次賞与について、返上する旨の申し出があった。

指名・報酬委員会においてはこれらの申し出を踏まえた答申を行い、取締役会にて賞与を不支給とする旨を決議した。

不支給とする賞与の内容

対象:同社代表取締役 3名
内容:2025年3月期に係る取締役賞与の全額
参考:役員報酬の設計

同社の役員報酬制度は、外部の客観的な視点を取り入れるため、独立社外取締役を委員長とし、ほかに独立社外取締役1名および社内取締役1名の計3名により構成される指名・報酬委員会の答申に基づき、取締役会において決定している。

この考え方に基づき、同社における役員報酬制度は、基本報酬、親会社株主に帰属する当期純利益と連動した年次賞与、譲渡制限付株式、2027年3月期の営業利益及びROE目標の達成度により支給割合が変動するパフォーマンス・シェア・ユニット(PSU)にて構成。これらの詳細は同社有価証券報告書等にて開示している。

関連タグ