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ワーナーとソニー、AI業務改善ディレクターを募集

ビジネス 海外

ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)が、ロサンゼルスを拠点とするAIオートメーション&グロース担当ディレクターを募集している。このポジションは「業務効率を高め、戦略的成長を促進する革新的なAIソリューションの特定、開発、導入」に重点を置くという。Music Business Worldwide(MBW)が伝えた。

音楽出版部門であるワーナー・チャペル・ミュージック(WCM)内に置かれ、「さまざまな部門にまたがるグローバルリーダーや利害関係者」と協力しながら、「ビジネス目標を達成するためにAIと自動化を活用するための明確なビジョン、戦略、ロードマップ」を定義する責任を負い、既存のビジネスプロセスやワークフローの自動化に取り組む。

ソニー・ミュージックグループ(SMG)も現在、モダン・ワークプレイス・テクノロジー・トランスフォーメーション・リードを募集。ニューヨークを拠点に、ビジネス全体における「AIの統合と導入」を担う。

音楽業界では、クリエイティブな生成AIが音楽にもたらす影響に注目が集まっているが、AIが音楽会社の事業運営や社内プロセスを変革する可能性や、それが雇用慣行にもたらす影響についてはあまり注目されていないのが現状だ。

(文:坂本 泉) 

榎本編集長「ソニーミュージック(NY)とワーナーミュージック(LA)がAI業務改善ディレクターを募集。どちらもデータアナリストは既に活躍しており国境をまたいだ即時的なプロモーションに活用されているが、今回はAIでの業務改善だけでなくAIをいかにレーベルの戦略に活用化するかというビジョンも求められるようだ。いずれ日本にも影響があるだろう」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。