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TikTok、ソングライター向け新機能をテスト 「ソングライター」ラベル表示など

ビジネス 海外

TikTokは7月17日、ソングライター向けの新機能のベータ版を発表した。ソングライターとして登録したユーザーには、アカウント名の下に「ソングライター」ラベルを表示。プロフィールの「ミュージック」タブ内に曲のリストを表示して、自身の曲や共作した楽曲を紹介することも可能だ。

ソングライター871人を対象とした調査を踏まえて開発したもので、ソングライターの発見、収益化の機会、知名度の向上を目指している。

これら新機能は、新しくリリースされた楽曲に表示される「New」タグや、ユーザーがTikTokで発見した楽曲を音楽ストリーミングサービスに瞬時に保存できる「音楽アプリに追加(Add to Music App)」、音楽の背景にあるユニークなストーリーに光を当てる「#BehindTheSong」キャンペーンなど、同プラットフォームでソングライターが使用可能な既存ツールに加わる。

現時点では、限られた数の出版社パートナーと新機能をベータテストしており、テストに参加を希望するソングライターや出版社はウェイティングリストに登録できる。

(文:坂本 泉) 

榎本編集長「TikTokでアカウントに「ソングライター」ラベルを表示して、自身の作詞作曲したトラックをリストできるようになった(β版)。これまでアーティストだけだったのが、作詞作曲の専業者にも光が当てられることになる。音楽の背景ストーリーを語る「#BehindTheSong」キャンペーンも利用できるように。作詞作曲だけでなくプロデューサーやアレンジャー、MV監督の情報も出てくれるようになるとありがたい。今のところQobuz(ハイレゾ・サブスク)がプロデューサーやアレンジャーの表示にも対応しており、Roonを組み合わせるとそれでソートもできる」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。