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エイベックス、24年4月~25年3月期は赤字転落 今期は黒字見込む

ビジネス 音楽業界

エイベックスは、2025年3月期の連結業績(2024年4月1日~2025年3月31日)を発表した。

売上高は1,316億9,100万円(前年度比1.3%減)、営業損失は18億1,900万円(前年度は営業利益12億6,500万円)となったものの、子会社の株式譲渡及び第三者割当増資の実施に伴う特別利益を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は11億3,800万円(前年度比15.4%増)となった。

アジア・中東地域での事業における期初に想定していた大型案件の獲得の未達や現地における収益の減少、映像配信事業における受託終了の影響、加えて音楽事業等で一部の取引先に対して貸倒引当金繰入額が発生したこと等が響いた。

音楽事業は、音楽パッケージ作品の販売数減少等により、売上高は1,145億7,400万円(前年度比1.2%減)、営業損失は11億8,000万円(前年度は営業利益15億9,600万円)となった。

アニメ・映像事業は、映画作品の興行が好調に推移したこと等により、売上高は184億9,200万円(前年度比14.7%増)、営業利益は2億9,900万円(前年度は営業損失1,700万円)となった。

海外事業は、海外での大型イベントの減少等により、売上高は34億4,700万円(前年度比39.4%減)、営業損失は9億4,200万円(前年度は営業損失2億9,300万円)となった。

その他は、売上高は6億6,200万円(前年度比13.0%増)、営業利益は300万円(前年度は営業損失1,800万円)となった。

2026年3月期の連結業績予想については、営業利益が30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が前年度比5.4%増の12億円を見込んでいる。

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