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カルロス・マリン(元イル・ディーヴォ)、最初と最後のソロ作品集「ポートレイト+カリート」12月に日本限定リリース決定

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カルロス・マリン「ポートレイト+カリート」ジャケット写真

日本で根強い人気を誇るイル・ディーヴォの元メンバーであり、2021年12月に急逝したカルロス・マリンの最初と最後のソロ・アルバムをセットにした日本独自企画によるCD2枚組のスペシャル・トリビュート・アルバム「ポートレイト+カリート」が、2025年12月10日に発売されることが決定した。

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この追悼盤は、通常CDプレイヤーで再生可能な高音質CDであるSHM-CD仕様で発売される。また、生前のカルロスの貴重なプライベート写真を含む三つ折りのミニ・フォト・ブック(6面蛇腹式)が付属する。

カルロスは2021年12月にイル・ディーヴォのクリスマス・ツアーをイギリスで開始した直後に、新型コロナウイルスに感染。同年12月19日、マンチェスターの病院で急逝し、享年53だった。

カルロスの死後、毎年10月13日の彼の誕生日には世界中の多くのファンがスペインのマドリードにある墓を訪れ、追悼のイベントなども開催されている。カルロスの遺族のもとには、いまでも日本の多くのファンから手紙が寄せられている。

カルロスの実母マグダレナ・メンチェロと実姉のロージー・マリンは、「いまもなおカルロスを忘れないで愛し続けてくれている日本のファンに、何かスペシャルな追悼盤のようなアルバムをリリースできないか」という思いを抱いていた。

この遺族の強い思いから、没後4年の命日を前に、カルロスが生前に録音した最初と最後のアルバムをセットにした追悼盤「ポートレイト+カリート」が今回日本限定で発売される運びとなった。

日本初発売となる「カリート」は、1981年にオランダでリリースされた、カルロスが12歳の時に録音した最初のアルバムである。アルバム・タイトルの「カリート」は、スペイン語で“カルロス”の愛称を意味する言葉だ。

ナポリ民謡や当時のヨーロピアン・ポップスなどをベースにした、12歳のカルロスが歌う明るいポップ・ソングが収録されている。このアルバムでも、すでに圧倒的な歌唱力で知られる彼の才能の片鱗がうかがえる内容となっている。

カルロスの生前最後の録音となり、2020年10月に発売されたアルバム「ポートレイト」は、カルロス自身が歌いたいと思った歌を集めて、自身の色に染めなおしたカヴァー集だ。

収録曲には、エアロスミスの「ミス・ア・シング」、リック・アストリーのヒット曲「ギヴ・ユー・アップ」、ワム! featuring ジョージ・マイケル名義でリリースされた「ケアレス・ウィスパー」、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」、映画『フットルース』の”愛のテーマ”として知られる「パラダイス〜愛のテーマ」など、彼独特の歌声で自身の色に染めなおしたカヴァー全10曲が収録されている。

発売当初は、このアルバム発売に合わせたプロモーション来日や通算2度目となるソロ来日公演も決定していたが、新型コロナ感染拡大の時期であり、両方ともに延期となっていた。

今回発売される「ポートレイト+カリート」には、カルロスの母マグダレナ・メンチェロ、そして姉のロージー・マリンから日本のファンへのメッセージが日本語解説書に掲載される。

また、遺族が提供したカルロスの貴重なプライベート写真を含む三つ折りのミニ・フォト・ブック(6面蛇腹式)も商品内に封入される。

カルロス・マリンは幼少期から音楽の才能を発揮し、8歳でレコードデビューを果たした。その後、ミュージカル「レ・ミゼラブル」や多数のオペラで主役を演じ、高い評価を得た。

2003年にイル・ディーヴォに参加し、全世界で3500万枚以上のアルバムを売り上げるなど大成功を収めた。ソロ活動も精力的に行っていたが、2021年12月に新型コロナウイルスに感染し、53歳の若さで急逝した。

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「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。

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