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BRADIO、結成15周年記念ライブを日比谷野音で開催、2026年LINE CUBE SHIBUYAでのワンマンも発表

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BRADIOが8月2日に日比谷公園大音楽堂で「BRADIO 15th Anniversary「SUMMER SUMMER at HIBIYA YAON」」を開催し、台風一過の晴天のもと全22曲を披露した。ライブでは、結成15周年イヤーを締めくくるワンマンライブ「FUNKY SET FINALE」を2026年2月13日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催することを発表した。

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会場には特大のミラーボールが吊るされ、ステージ後方のバックドロップには”BRADIO 15th ANNIVERSARY”の文字が掲げられていた。

ライブは18時に開演し、SEとともに大山聡一(Gt)、酒井亮輔(Ba)、そしてサポートメンバーの結城泰範(Dr)、奥野大樹(Key)が登場すると、集まった約2,000名のFPP(FUNKY PARTY PEOPLE/BRADIOファン総称)から大歓声が上がった。メンバーの演奏が始まると、真行寺貴秋(Vo)が水鉄砲を手にステージに現れ、観客に水をかけながら会場のボルテージを高めていった。

真行寺貴秋は「LADIES&GENTLEMEN!会いたかったぜ!みんなー!本日も一人残らず、全員まとめてパーティーの向こう側に連れていくんでよろしくー!」と口上を叫び、TVアニメ「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う2nd season」のオープニング曲「未来サイダー」でライブがスタートした。

ライブ序盤からBRADIOとFPPは全開のテンションで盛り上がり、「スパイシーマドンナ」ではウォーターキャノンが打ち上げられ、野音に熱気が充満する中にも爽快感が生まれた。

真行寺が「俺たちの夏がやってきたぜ!SUMMER SUMMER! 夏の野音ということで、とんでもなく素敵なロケーションを用意してくれてどうもありがとう!」と話す中で機材トラブルが発生するも、大山の“晴れ男”エピソードで場を繋ぎ、「Switch」を披露。続く「Say Cheese!」では、真行寺がインスタントカメラで観客を撮影しながら歌唱するなど、夏のライブを楽しんでいる様子が見られた。その後も「夏のエンジェル」「真夏の悪魔」といった夏ソングや、最新アルバム「FUNK FIRE」の収録曲が次々と演奏された。

日が落ち、ステージ照明が際立つ時間帯には、ライブ用にアレンジされた「真夏の悪魔」が披露され、最新アルバムに収録されたバラード曲「あったかい涙」では、真行寺の温かみのある歌声が野音に響き渡った。

真行寺は「「あったかい涙」は、ずっと野外のこういう景色をイメージしながら制作した曲で、今日できて嬉しく思います。」と語り、「バラードをやった後は、またちょっと一気にお祭り騒ぎをしたい」と続け、ライブは後半戦に突入した。

ライブ恒例の大山とFPPによるコールアンドレスポンスの後、黄金の衣装に身を包んだ真行寺が「マツケンサンバⅡ」を「BRADIOサンバ」としてパフォーマンス。FPPも踊り、ライブは再び熱狂に包まれた。

「On Fire」ではステージに炎が灯され、「DANCEHALL MAGIC」ではミラーボールがライブを華やかに彩り、ボルテージはさらに高まっていった。

ライブ終盤、真行寺が「ここから夏のパーティー、ドカンと行きますよ!」と宣言すると、「Boom! Boom! ヘブン」「生存フラグのサタデーナイト」といった新旧のアッパーチューンが続いた。

本編最後のMCで真行寺は、バンド結成15年で関わった全ての人への感謝を述べ、「何かに悩んだら、夏のバカでかい空を見上げて、心が萎れたら、青々しい緑に触れ、照りつける太陽が涙を乾かし、うるさいSNSに疲れたら、虫たちの声を聞こう。あなたがもし何かに躓いた時、ファンキーへの道は夏が教えてくれる。夏になれ。夏になろう。夏になる合言葉は、少しおどけて“SUMMER SUMMER”!!スーパーポジティブ ポンポンポーン!!」というメッセージを伝え、人気曲「LA PA PARADISE」で本編を締めくくった。

アンコールを求めるFPPの声が鳴りやまない中、大山が一人で再登場し、美しいギターソロで観客を魅了。その後、「ヨルゾラTreasure」がパフォーマンスされた。

約3年前の日比谷公園大音楽堂ワンマンライブ「”FUN”TASTIC FESTIVAL 2022~野音 de OH!祭り~」で初披露された「BAN BAN TONIGHT」も演奏され、当時の歓声が上げられなかった状況を思い出しながら、観客は全力で声を上げ、メンバーと同じ振り付けで踊る姿が見られた。

ダブルアンコールとなったラストは、代表曲「Flyers」で締めくくられ、日比谷公園大音楽堂(令和7年度に再整備工事着手予定のため、令和7年10月1日より使用休止)でのBRADIO最後の公演は大盛況のうちに幕を閉じた。

ライブ開演前には、15周年イヤーの締めくくりとして、2026年2月13日に東京・LINE CUBE SHIBUYAでワンマンライブ「FUNKY SET FINALE」が開催されることが発表された。

15周年にちなんで15個の公約を掲げているBRADIOの、新作リリースツアーは9月からスタートし、活動はまだまだ続く。

この日のライブのセットリストは、各音楽配信サイトでプレイリストとして公開されている。

8月2日BRADIO 15th Anniversary「SUMMER SUMMER at HIBIYA YAON」

セットリスト

1 未来サイダー
2 スパイシーマドンナ
3 Diamond Dust Popping Life
4 Switch
5 Say Cheese!
6 Ten
7 夏のエンジェル
8 ファンファーレ
9 運命へ
10 真夏の悪魔
11 Catch A Vibe
12 あったかい涙
13 マツケンサンバⅡ
14 On Fire
15 DANCEHALL MAGIC
16 幸せのシャナナ
17 Boom! Boom! ヘブン
18 生存フラグのサタデーナイト
19 LA PA PARADISE

-ENCORE-

1 ヨルゾラTreasure
2 BAN BAN TONIGHT

-DOUBLE ENCORE-

1 Flyers

Photo:イシカワハヤト

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