韓国のエスエム・エンタテインメント、第4四半期としては過去最高の売り上げ
韓国のエスエム・エンタテインメント・グループは2月11日、2025年第4四半期(10〜12月)の売上高が3,190億ウォン(約341億円)と、前年同期比16.6%増加したと発表した。コンサートやグッズ販売が好調で、第4四半期としては過去最高を記録した。
営業利益は546億ウォンと62.2%拡大。純利益は274億ウォンと1年前の237億ウォンの赤字から黒字に復帰した。
親会社(エスエム・エンタテインメント)の売上高は2,022億ウォンと12.1%拡大した。部門別では、主力のアルバム・デジタル音楽が648億ウォンと22.8%縮小。半面、MD/ライセンシングは50.6%増の781億ウォン、コンサートは53.6%増の345億ウォン、出演(テレビ/広告/イベント)は12.3%増の241億ウォンとなった。
主要子会社の売上高は23.8%増の1,691億ウォン。このうち、第2四半期から同グループの決算に組み込まれたファンプラットフォーム「Bubble」を運営する子会社「DearU」は238億ウォンの貢献だった。
(文:坂本 泉)
榎本編集長
グッズがアルバムを超えた。SMエンターテインメントのQ4 2025決算で、MD/ライセンシングは781億ウォン(50.6%増)に対し、アルバム・デジタル音楽は648億ウォン(22.8%減)。ペンライトやコンサートグッズ、PUBGとのゲームコラボが「音源を売る会社」から「体験を売る会社」への転換を加速させた。コンサートも53.6%増の345億ウォン。NCT DREAM、aespa、RIIZEのグローバルツアー拡大が牽引。ファンプラットフォーム「Bubble」を運営する子会社DearUの堅調な業績貢献も効き、純利益は前年同期の241億ウォンの赤字から274億ウォンの黒字へV字回復。年間売上は1兆ウォン突破で過去最高。共同CEOは「短期的な規模拡大ではなく持続可能な成長構造」を掲げる「SM NEXT 3.0」戦略を強調。アルバム売上減でも利益は増える——K-POPの雄SMエンタが示す新モデルだ。ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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