ユニバーサル ミュージック、デフ・ジャム・レコーディングス中国部門を設立 「中国ヒップホップの首都」成都市に
ユニバーサル ミュージック グループ(UMG)は1月20日、「中国ヒップホップの首都」として広く知られる中国・成都市に、傘下のヒップホップ・レーベル「デフ・ジャム・レコーディングス」の中国部門を設立したと発表した。
デフ・ジャム・レコーディングス・チャイナは、新人の発掘と育成の担当として、Xie Di(谢帝)、Yitai Wang(王以太)、Deng Dianguo “DDG” (邓典果)の現地ラッパー3人を特別ゲストキュレーター任命。チャイナ・モバイル(中国移動)傘下のデジタル・コンテンツ・プラットフォーム「Migu(咪咕)」と提携し、中国の言語や文化、ストーリーテリングの伝統を基盤に、現代的な制作手法や世界の音楽トレンドを取り入れたスタイル「国風(Guofeng)ヒップホップ」に注力する方針だ。
両社は、新人の発掘や音楽制作・配信、マーケティング、ライブ公演、グッズ販売などで協業する計画。2014年に設立されたMigu Musicは、4,000万曲以上のライセンス楽曲を有し、1億6,000万人以上のユーザーを抱える。
(文:坂本 泉)
榎本編集長
「ユニバーサル・ミュージックが中国ヒップホップ市場に参入。デフ・ジャムの中国部門が設立された。中国では2017年にThe Rap of Chinaというヒップホップ番組が大ヒット。同番組は動画再生数で27億再生を記録し、現在も後継番組がBiliBili(中国でYouTubeに相当)で億単位の再生数を出しているようだ。グレンジCEOは年初に、各国で勢いのあるローカルレーベルとの提携・買収を進めると宣言しているが、今回は傘下レーベルに中国部門を設立+現地のプラットフォームと提携という枠組みで進めている」ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
ポッドキャスト概要:
Musicman Podcast — 業界の“今”を深掘り
「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。
Spotifyでポッドキャストを聴くプレイリスト概要:
記事連動セレクション — エピソードと繋がる楽曲たち
月間500のアーティスト記事から厳選した楽曲と、業界人必聴のバズ曲をプレイリストで。最新シーンの決定版!
Spotifyでプレイリストを聴く@musicman_nusicman
広告・取材掲載