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Spotify、動画版ポッドキャスターの収益化基準を引き下げ 音楽アーティストへの支払い基準は上げるべき?

ビジネス 海外

Spotifyは1月7日、動画版ポッドキャスターに対する収益化プログラムへの参加条件を大幅に引き下げると発表。こうした中、音楽業界のストラテジストであるジョエル・ゴベイア氏は、持続可能な生計を立てられるプロのミュージシャンに支払いを集中させるため、月間リスナー数25万人の基準を導入すべきだと主張している。

同社は音楽アーティストの収益化条件として、過去12カ月間で1,000回以上の再生回数および非公開の最低リスナー数を設定しているが、ゴベイア氏は月間リスナー数25万人を下回るアーティストは既に「微々たる」報酬しか受け取っておらず、現行システムの極端な希薄化により「音楽業界の中流階級を静かに殺している」と指摘した。

ゴベイア氏の試算によると、1再生当たりの単価が現在の約0.004ドル(約0.63円)から、0.0065〜0.008ドルに上昇する可能性がある。月間100万再生のアーティストの月収は4,000ドルから6,500~8,000ドルへと跳ね上がり、ストリーミング収入が持続可能な生計手段へと変貌することが示唆されている。

(文:坂本 泉)  

榎本編集長

「動画に注力中のSpotifyがVodcasterの収益化プログラム参加条件を緩和。そのタイミングで音楽産業ストラテジストから「Spotifyでプロのミュージシャンが報われるようにすべき」であり、具体的にはSpotifyにプールされている10億ドル(約1580億円)以上の楽曲使用料を原資に、月間25万再生以上のアーティストへの支払いを手厚くすべきだと主張している。氏の計算ではこれで月間100万再生以上あればアーティストの月収は4,000ドルから6,500~8,000ドル(約103〜126万円)となり、ストリーミングで安定した生計が立つ。月間25万再生なら約26万〜32万円の月収となる」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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